珠玉

著者 :
  • 文藝春秋 (1990年2月15日発売)
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本棚登録 : 45
感想 : 5
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開高健の本は、これが初めてでした。

あんまりよく覚えていないし、
読んでるときも、「?」がいっぱいだった気がする。

印象に残ってるのは、
ジェイムズジョイスのユリシーズと
ホルヘ・ルイス・ボルヘスの幻獣辞典が
作品の中に登場したってこと。
いつか読んでみようと思ってメモしたから、よく覚えてる。

地元の図書館で、
利用者がオススメの本を紹介してる紙をまとめた模造紙が張ってあって、
そこで幻獣辞典がオススメされてて、
「あ!本に出てきたやつだ!」って思ったのも覚えてる(笑)

あと印象に残ったのは…
割と最後の方だった気がするけど…ていうか最後の最後かな?
三つ目の話の性描写は、どう感じたのかはっきりとは覚えてないけど、いい意味で記憶に残ってる。…気がする。

というか、今気付いたんですけど、遺作なんですね。
知らずに、一番最初にこれを読んでしまった…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年12月12日
読了日 : 2010年8月15日
本棚登録日 : 2010年9月17日

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