地方の一豪族から中国一の大名へと成長した毛利家の歩みを通して、戦国きっての知将、小早川隆景の生涯を描く。その人柄と智謀で毛利家に留まらず、豊臣秀吉ら多くの武将たちからも信頼された隆景。特に豊臣政権では毛利家の実質的な代表として活躍した。最後は自らが継いだ家名を賭してまで主家である毛利家を守ろうとした姿勢から、学ぶことは多い。ゲーム等ではあまり扱われない豪族時代の毛利家を知る上でも参考になる一冊。
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- 感想投稿日 : 2012年5月22日
- 読了日 : 2012年3月2日
- 本棚登録日 : 2012年2月23日
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