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sumiさんの本棚 > ハリー・ポッターとアズカバンの囚人


sumiのブクログ»

読んだ本いろいろ。イメージ画像のない本が多い…気がしなくもない(笑)

レビュー by sumiさん

SF・ファンタジー   2

<b>ハリー ──これは携帯の「かくれん防止器」でスニーコスコープっていうんだ。うさん臭いやつが近くにいると光ってクルクル回りだすはずだ。</b><br><br>
ウィーズリー一家がエジプトにいる時は光っぱなしだったというロンのお土産のスニーコスコープ。だけどハリーの家では全然反応しないんですね。ってことは、おじさんたちは単に意地悪なだけだったのかと妙に納得(笑)<br><br>
第三巻はアズカバンから脱獄してきたシリウスとハリーが対決する話です。本の厚みのわりに相変わらず一気に読ませます。だけど話としてはかなり好き嫌いが分かれそうですね。私はあまり好きじゃないかも。だって、シリウスがハリーの命を狙っていると言われているにも関わらず、ハリーとロンの行動がちょっと軽率なんですもん。<br><br>
底抜けに楽観的なものの見方、他のことにはまるきり目が向いていないちょっと危険な自尊心、それが13歳の男の子と言ってしまえばそれで終わりなんですけど。<br><br>
それから、「?」と思ったのはシリウスです。どうして彼は12年間もアズカバンにいて正気を保っていられたんでしょう。吸魂鬼にさらされて、普通なら気が狂ってしまうと言われているのに。<br><br>
確かに文中、シリウス自身の口から理由は語られているんですけど、それはどちらかというと「どうやって」の部分。「なぜ」にははっきり答えていないと思うんですよね。<br><br>
ペティグリューが指を一本残して消えた時、多分シリウスも死んだと思ったんじゃないでしょうか。「こざかしいピーターめに出し抜かれた…今度はそうはさせない!」と怒ってるわけですから。赤ん坊のハリーは生きてますけど、シリウスが魔法警察部隊に逮捕された時にはすでにダンブルドアの手の内にあります。<br><br>
じゃあ、何も心配しなくていいんじゃないかな。いよいよ耐えがたくなったとき、無理せずそのまま狂ってもよかったんじゃない? なんてことを思ったりして。<br><br>
もしかして、シリウスはヴォルデモート復活に備えて待機していたんでしょうか? でも、ナンバー・ツーと言われていた彼です。ヴォルデモートが復活したとしても、そんな情報は知らされるわけありませんよね。その時になっても、何も知らずにアズカバンにつながれてる可能性のほうが高いです。<br><br>
じゃあ、ハグリットに言ったように、ハリーの名付親としていつか自分がハリーを育てようと思ってたんでしょうか。でも、ナンバー・ツーと言われていた立場ではやっぱりそれも無理があるし。どっちにしても12年も正気を保つ動機としては弱いような気がします。<br><br>
それともアズカバンという所は時間の流れが外の世界とは違っていて、ほんの数日の出来事と思っていたら実際は数百年たっていたという竜宮城みたいな所…だったのかなぁ。 登録日 : 2006年07月27日 18:48:09


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