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レビュー by だださん
長編推理小説 書き下ろし。だそうです。古書店が舞台ではありますが、地方の名家にまつわるゴチャゴチャした人間関係と、財産を巡って起こった昔の殺人事件の帳尻あわせ。主人公の相澤真琴はふと立ち寄った海岸で死体を発見したことから、それらのゴタゴタに巻き込まれる。といったお話しでした。古書店アゼリアは、主人公がその町で留守番をまかされるロマンス小説専門の古書店。この小説の中では店主の紅子婆さんが海外ロマンス小説の数々を熱く厚く語ってくれますが…スミマセン全くわかりません。ロマンス小説シロートなもので…。唯一「たんぽぽ娘」は分かりますが。著者お得意のコージー・ミステリーではなく、死体がたくさん出てくるオーソドックスな推理小説の仕立てになっています。しかし、最後に明かされる真相への収斂と、ひと捻りのテクニックは、さすがです。ゴシック・ロマンのマニアである紅子婆さんが冒頭で紹介するエピグラフ。「ゴシック小説とは、若い娘が屋敷を手に入れる話である」。若竹さんお見事!! レビュー登録日 : 2010年01月11日
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