宮本輝がこの作品で語りたいことはわかった。
「30年後を見据えてがむしゃらに仕事に勤しめ」
これは宮本輝自身が後書きでも書いている。
主人公が今の自分と同年代であることから、
少しは自己投影して読むことが出来たが、
ストーリー自体は???なことばかり。
個人で金貸し業を営み、事業を始めたい女性限定に金を貸す佐伯という男から、あるとき後継者に任命されてしまう主人公の仁志。(←この設定からしてついていけない)
しかも、しまいには、佐伯の顧客のかつての事業を引き継ぎレストランの店長をやることになり、パスタのソース作りに励むことになる…謎、、、
最後らへんはやっつけで書いたとしか思えない低クオリティな小説
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年8月20日
- 読了日 : 2016年8月20日
- 本棚登録日 : 2016年8月20日
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