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もう一度観てみたい映画。映画館で観逃したり観るチャンスの無かった過去の名画。そして映画館で観たのに内容を忘れた映画のDVDコレクション
レビュー by dahahaさん
1999年の劇場公開以来10年ぶりに観た。
10年前は、数奇な人生を歩んだ一人の人間物語として、良い映画であると評価したものの、それ以上でも以下でもないと感じたのも事実。
今回久しぶりに作品を鑑賞して感じたのは、この主人公はそのままTornatore監督の人生の投影にほかならないのではないかと感じた。
船は海という映画業界の中で、航海を続ける監督の乗り込んだ船であり、ピアノは撮影機材。毎日が刺激的で非日常の船旅の中で繰り広げられ、その風景はまさに映画製作そのものであり、いろんな人がその船に乗り込み、そして去っていく。
その中で、もしも自分の乗る船がその役目を終えて取り壊される時が来たら、自らの存在意義がなくなってしまう以上、一緒にその人生を終えるという強烈な意識から来る、自分のライフワークに対する覚悟だったのではないか。
この映画は、まさしくその覚悟の決意表明であったのではないかと思う。
そして、この映画はあらゆる様々な仕事(ライフ・ワーク)と人間との拘りについて置き換えうる普遍的テーマを内包しているが故に、多くの人々の潜在意識に訴えかけられ支持されたのではたのではないか。
レビュー登録日 : 2010年03月18日
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