冤罪の軌跡: 弘前大学教授夫人殺害事件 (新潮新書 402)

著者 :
  • 新潮社 (2011年1月1日発売)
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感想 : 10
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ルポとして非常によく書かれた新書だった。事実は小説よりもってことを実感できる作品で、司法の問題点を赤裸々に綴った、渾身の内容だと思う。冤罪と言えば、『それでも僕はやってない』って映画が頭に浮かぶけど、本当にやるせない気分でいっぱいになる。ただ、紙面の都合もあると思うけど、被害者の目線という部分がほとんど無いのが気にはなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2013年5月26日
読了日 : 2013年5月26日
本棚登録日 : 2013年5月26日

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