紅灯さん
法月 綸太郎
角川書店 (2005年10月25日)
ボルヘスの傑作「死とコンパス」を収録しているあたりいかにも法月倫太郎らしいアンソロジー。「消失!」の中西智明の幻の作品も読めます
ロアルド ダール Roald Dahl
早川書房 (1999年01月)
怖くないダール(笑)。どんな物語を語らせてもうまいなあ。
折原 一
新潮社 (1996年01月)
折原一って、傑作と駄作が極端な人です。本作はおすすめ。
団 鬼六
幻冬舎 (1997年04月)
結局、SMも将棋も団先生にとっては充填されたエネルギーをぶちまける手段なんだと思うなあ。
松本 清張
新潮社 (1973年03月)
いわずとしれた松本清張の定番作品。言っておきますが、中居くんのアレはこの作品と何の関係もありません。と言うことにしておきたい。
ジャン=ジャック フィシュテル Jean‐Jacques Fiechter
東京創元社 (2000年12月)
これねえ……映画と小説どちらがいいかっていう論争もありましたが……歯切れが悪いなあ……映画は万人向け、小説は読者を選ぶ、と言っておきましょう。私は好きでしたがね。
山口 雅也
角川書店 (2000年05月)
べたべたなギャグにべたべたな展開。京極以前のギャグ本格。最高です。
幻冬舎 (1997年10月)
隠微でエロくてSMなのに、なんなのだこのパワーは。レアージュなどとは対極にいる団先生であります。
横山 秀夫
文藝春秋 (2001年10月)
最近はちょっと同工異曲じゃないかと思ってしまいますが、この頃はすばらしいレベルの短編を次々に発表していました。
阿佐田 哲也
角川書店 (1981年02月)
麻雀できない人でも十分に楽しめます。
講談社 (1993年05月06日)
端正で論理的、社会派チックでもある。ただなかなかそこから一歩が踏み出せない当時の作品。
ジャック・ヒギンズ 菊池 光
早川書房 (1981年10月)
定番中の定番。未読の方は是非。今読んでもまたく色あせません。
高村 薫
新潮社 (1994年01月)
大変おもしろいんだけど、今これ、当時のままで手にはいるのかなあ。いくら作者本人が気に入らないからって、あんまりがんがん手を入れるのは作家の姿勢としてどうなんだ。星は当時の作品の評価。
クロード レヴィ・ストロース 三保 元
みすず書房 (1986年06月)
レヴィ・ストロースの論文集。さくさく読めますので、現代文化人類学に興味ある方は是非。
西川 直子
講談社 (1999年02月)
読みづらいことで有名なクリスティヴァが、どうしちゃったんだいったい、と思わず声を上げたくなるくらいわかりやすくかかれた一冊。クリスティヴァを読むならまずこれから。
ジュリア・クリステヴァ 原田 邦夫
せりか書房 (1983年10月)
必ず「難解な」という枕詞がつくクリスティヴァの、その中でももっとも「読みにくい」時代の代表作。「脳トレ」がわりにどうぞ。読み通せば全く新しい読書体験を保証します。
ジュリア・クリステヴァ 中沢 新一
せりか書房 (1984年08月)
必ず「難解な」という枕詞がつくクリスティヴァの、その中でももっとも「読みにくい」時代の代表作。「脳トレ」がわりにどうぞ。 読み通せば全く新しい読書体験を保証します。
丸山 圭三郎
岩波書店 (1983年06月20日)
学生の頃、ソシュールの理論を初めて知ったときの衝撃は今も忘れません。この本も何度も読んだなあ。入門書として最適
M.ロック 坂川 雅子
みすず書房 (2004年06月26日)
臓器移植についての本はあまたありますが、哲学性や思考ときちんとした取材が結びついた希有な例が本書だと思います
青土社 (2003年12月)
バルトの特集号。バルトと小説に関する松浦寿輝の指摘がいやらしくもおもしろい。
L.J. カルヴェ Louis Jean Calvet
みすず書房 (1993年10月)
いくつもの評伝が書かれる哲学者って、バルトが最後じゃないかって気がします。
ロラン・バルト 石川 美子
みすず書房 (2003年12月15日)
みすずで始まったバルト叢書。みすずの本領発揮です。
ネイチャー
徳間書店 (2001年11月)
ネイチャーの選りすぐりコラムが一冊に。どれをとってもおもしろく、わかりやすく、訳もいい。それでこの値段。最高です。
ロラン バルト 花輪 光
みすず書房 (1987年04月)
バルトのテクスト批評集。美しい。
みすず書房 (1988年09月)
バルトの物語学シリーズです。美しい。
ジョン ミネリー John Minnery
第三書館 (2002年06月)
出版当時話題になりましたが、結構ダメダメです。いろんな意味で。
レスター グリンスプーン Lester Grinspoon
工作舎 (2000年01月)
単なるドラッグ推奨本ではありません。特にアメリカで盛んだったドラッグ研究熱を振り返りドラッグそのものより「ドラッグ文化」を分析する。
非日常研究会
同文書院 (1994年03月)
立花隆が「期待して読んだら、薄っぺらな中身に頭にきた」と書いていました。あれだけ読書量を自慢してる割に、本の読み方というものを知らないようです(嘲)。
ドゥーガル・ディクソン
ダイヤモンド社 (2004年01月08日)
究極の生物の進化形をたっぷりのグラビアで提示。学問的にどうこういうより、怪獣好きにはたまんないです。
自由國民社 (1993年12月)
奇書や偽書の入門本としては最適です。「トンデモ本の世界」古典バージョン、といったところでしょうか。
ジョン スペンサー 桐生 操
原書房 (1999年01月)
神田の古書祭りで買いました。真偽の検証は全くしていないビリーバー書ですが、まあ、よくこれだけ集めたなと。
デイヴィッド・リースマン 加藤 秀俊
みすず書房 (1964年02月)
最近読み返しましたが、意外に読めるというか、今も十分「生きた」本ですな。
苑崎 透
新紀元社 (1990年06月)
こういう本をぱらぱらめくって楽しむ時間。人生には大切です。
J. ミッチェル 村田 薫
北宋社 (1987年07月)
ミッチェルとリカードのこの本は、隠れたファンが多い一冊です。検証面ではかなりいい加減なんですが、取り上げているネタがどれもツボを突いているのと、文章が非常によいので飽きさせません。
戸田 藤成
新紀元社 (1994年03月)
こういうものの図鑑を眺めるのが結構好きなんです。
内田 樹
医学書院 (2004年09月)
いまや超人気学者になってしまった内田樹先生の初期の著作。ライフワークであるところの「身体性」の哲学問題を大変興味深く展開しています。
マイケル ベイジェント Michael Baigent
柏書房 (1995年06月)
タイトルだけではトンデモ本系と間違われそうですが、死海文書の発見からその意義、各種騒動の顛末までバランスよくまとめた良書です。
原田 正純
熊本日日新聞社 (2006年07月)
生まれながらにして水俣病・胎児性水俣病の悲劇の象徴、坂本しのぶさんのブックレット
NHK「クローズアップ現代」制作班
日本放送出版協会 (2002年12月)
中村修二さんによる青色発光ダイオードの発明報酬問題に先鞭をつけたNHK報道が収録
服部 信司
富民協会 (1992年02月)
アメリカ、当時のEC、そして日本の農業環境問題をまとめたコンパクトで便利な本
エルンスト・ウルリッヒ・フォン ワイツゼッカー Ernst Ulrich von Weizsacker
有斐閣 (1994年04月)
92年のリオの地球環境サミット、「アジェンダ21」でも知られるワイゼッカーがまとめた基本的文献。必読です。
日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会
日本評論社 (1991年03月)
やや古い本ですが、状況が変わったという話はついぞ聞きません。まったくもう。
谷川 健一
民俗学の第一人者で水俣出身の谷川健一さんの水俣をテーマにしたありそうでなかった一冊。
日本評論社 (2004年03月)
熊本学園大学「水俣学講義」の一巻目。 読みどころは原田正純さん、今は亡き宇井純さん、熊本日日新聞編集局長の高峰武さん、法律論の富樫貞夫さん(熊本大学名誉教授)。
深井 純一
勁草書房 (1999年09月)
高度経済成長が生んだ業、水俣病。のわりに、視点がちょっと薄いのか甘いのか。
ニール・F. カミンズ 竹内 均
東京書籍 (1999年07月)
よくある思考実験の本ですが、今は亡き竹内”ニュートン”均先生の名前につられて買ってみました。さすがにきっちりと仕上がって、損はありませんぜ。
ブライアン グリーン Brian Greene
草思社 (2001年12月)
ずっと気になってた超ひも理論を勉強してみようと思って読み始めました。「お、おもしろいじゃないか」→「うむむ?」→「うーん…」 というわけで、途中で挫折したため、私の宇宙はまだすべて解明されていません。
サイモン・シン 青木 薫
新潮社 (2006年06月22日)
サイモン・シンの新刊だ!って飛びついたんですが、やはりビッグバンは鬼門だったか。前2作ほどのリーダビリティには欠けます。が、宇宙論本としては最高レベルです。
ジョン・L. カスティ John L. Casti
青土社 (2004年11月)
一風変わった本であります。どこがといわれるとネタバレになりそうなのであまりいえないのですが、とにかく読んで損はない。としかいえません。これは何なのか。
サイモン シン Simon Singh
新潮社 (2000年01月)
理系ノンフィクション界のディーヴァー(って私が言ってるだけですが)サイモン・シンのベストオブベスト。数学の歴史をこれだけおもしろく読ませる力量は人間業じゃない。
スティーヴン ウェッブ Stephen Webb
青土社 (2004年06月)
魅力的な謎に迫る知的サスペンス本、なのですが、やっぱり少々飽きてくる。50も理屈つけるとさ。
ポール ホフマン Paul Hoffman
白揚社 (1994年07月)
比較的よく知られた話が多いのですが、うまくまとめられ、読みやすく仕上がっています。数学に関心を深める入門書に好適。
山本 義隆
みすず書房 (2003年05月)
今更私が書評する必要もない名著ですが、中世あたりから読み出すと取っつきやすいかも
新潮社 (2001年07月31日)
これだけの情報量をこれだけ読ませる筆力に脱帽。暗号や数学に興味がなくたって夢中で読了必至。超一流エンタメミステリドキュメント(ってなんだ)
マーカス・デュ・ソートイ 冨永 星
新潮社 (2005年08月30日)
暇なときに素数を数え出すような趣味のある人にはとても楽しいと思う。
ナンシー エトコフ Nancy Etcoff
草思社 (2000年12月)
うちの妻は確かに「美人」である。そして確かに「得」をしている。その妻はこの本を手に取らない。
フィリップ ゴーレイヴィッチ Philip Gourevitch
WAVE出版 (2003年06月)
ある日新聞を読んでいると「ルワンダで虐殺・数十万人死亡か」の小さなベタ記事。その後の続報もほとんどなし。「なぜこれがベタなの?」という思いがずっと頭に残っていた。アフリカは日本からも世界からも遠いらしい。
中村 哲
石風社 (2004年06月)
「井戸を掘る医者」中村哲さんの強靱な意志
グレッグ・クライツァー 竹迫 仁子
バジリコ (2003年06月25日)
タイトルに比して内容はまじめだが、豊富な取材に裏打ちされて楽しく読める。パーム油(飽和脂肪酸)の問題をいち早く打ち出した点でも先見の明あり
ウィリアム・パウンドストーン 松浦 俊輔
青土社 (2004年09月30日)
タイトル通り、あらゆるパラドックスが解説されているんだけど、訳文なのか、原文なのか、読みづらい。論理学の本が読みづらいというのはどうか。
エリック シュローサー 楡井 浩一
草思社 (2001年08月09日)
かなり衝撃的ですが、すべて実名をあげているので、かなり取材には自信があるんでしょうな。グローバリズムにも言及し、システムの問題としてとらえているところもよい。
丸山 定巳
熊本出版文化会館 (2005年03月)
「水俣の経験と記憶」の姉妹編
スティーヴン・W. ホーキング 林 一
早川書房 (1989年06月)
このあと、ホーキング博士自身がいくつも訂正・修正していますので、内容は古びていますが、やはり古典といってよいのではないでしょうか。大変わかりやすいし。
春日 武彦
河出書房新社 (1999年06月)
大変おもしろいんだけど、春日武彦先生自身もだんだん不気味に見えてくる本。
平松 啓一
集英社 (1999年01月26日)
「キレイキレイ」を子どもに使わせる愚を世の親はもっと理解すべき
メアリー・ローチ 殿村 直子
NHK出版 (2005年01月27日)
死体ビジネスというか、何でも積極的に利用することはよいことだというか、何というか…。とにかく死体の利用法はたくさんあるということ。
『科学朝日』
朝日新聞社 (2000年07月)
科学の事件、というより、著名な科学者のスキャンダルが中心。ちょっと当てが外れた。
ロバート ポラック Robert Pollack
早川書房 (2000年11月)
脳科学の最先端、のはずが、いつのまにかベーシックなお話に。読み物としては楽しい。
安部 司
東洋経済新報社 (2005年10月)
コーヒーフレッシュにミルクの1滴も入っていないってのは驚きだったなあ。
石牟礼 道子
創土社 (2005年11月)
「苦海浄土」の石牟礼道子さんのもう一つの顔。この強烈な闘争力が「苦海」の優しさを生むのだと実感。
緒方 正人
葦書房 (2001年10月)
混沌と錯乱の中からまるで悟りを開くかのように水俣病の患者運動に新たな次元を導入した「漁師」緒方正人さんの衝撃の書。
坂東 克彦
日本放送出版協会 (2000年01月)
「板東学校」と呼ばれ、新潟水俣病を支えた名物弁護士の手記。
熊本出版文化会館 (2004年04月)
水俣病を社会学の立場から研究し続けてきた熊本大学名誉教授丸山定巳さんの著書。大変著書の少ない丸山さんの貴重な本。環境省の有識者会議の委員とか、そういう仕事は多いのに
矢吹 紀人
大月書店 (2005年10月)
水俣協立病院の藤野医師の手記。最大の患者団体だった水俣病全国連のお抱え病院として国やチッソからは批判されたが、医師として誠実であろうとするスタンスがわかる
宮沢 信雄
葦書房 (1997年11月)
在野の水俣病研究者、宮沢信雄さんの労作。元アナウンサーだけあって(?)わかりやすくまとめてある。入門書として欠かせない。
栗原 彬
岩波書店 (2000年02月18日)
読みやすく簡潔なので、原田正純さんの岩波新書「水俣病」と一緒にどうぞ。
「私にとっての水俣病」編集委員会
葦書房 (2000年05月)
水俣病の悲劇は健康被害にとどまらない。水俣市民が患者を差別し、患者が患者を差別するという悲惨きわまりない状況が数十年も続くことになった。本書では、今も多くが語られないこの差別の問題の一端がわかる。
徳臣 晴比古
熊本日日新聞情報文化センター(制作) (1999年05月)
水俣病認定審査会の礎を作った一人、徳臣医師による手記。評価と批判が混在する人だけに興味深さはある。
千場 茂勝
中央公論新社 (2003年03月)
水俣病第一次訴訟から平成7年の政治決着まで弁護士として水俣病に関わった千場さんの手記。水俣病の政治・裁判関係の入門書として公的
世織書房 (1995年10月)
タイトルもすばらしいけど、内容も。原田正純さんの代表作の一つ。水俣病を勉強したい方は是非。
地人書館 (1992年09月)
みすず書房 (2003年05月01日)
ニコルズ フォックス Nicols Fox
草思社 (1998年08月)
実教出版 (1996年09月)
岡本 裕一朗
ナカニシヤ出版 (2002年12月)
九州東海大学地球環境問題研究会
東海大学出版会 (1992年05月)
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