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ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]についてのdaidosoulさんのレビュー


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とりあえず、今手元にあるやつから、、、

ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD] 187人が登録 ★3.59

監督: デイヴィッド・クローネンバーグ  出演: ヴィゴ・モーテンセン  エド・ハリス  ウィリアム・ハート  マリア・ベロ  制作: ジョシュ・オルソン 
映画 / 日活 / 2006年09月08日発売

レビュー by daidosoulさん

ネタバレもいいとこです。


冒頭、二人の疲れきった男は金、ではなく水を奪うために女の子を殺す。

殺した瞬間、主人公の娘が叫び声をあげるシーンに変わる。主人公(父)、息子、母が娘の部屋に次々現れて娘をなだめる。



タイトルの『ヒストリー・オブ・バイオレンス』とは、「前科歴」みたいな意味らしい。でも僕は『暴力の歴史』としてこの映画を見ました。

野球、セックス、法律、銃、アメリカンジョーク、いじめ、マリファナ、コーヒー、車、、、「アメリカ」な映像の数々が登場する。

主人公は暴力犯罪を犯した過去を持つが、その過去を隠して生きている。勿論、家族にも。


セックスとしての暴力。
正当防衛としての暴力。

アメリカのエンターテイメント(ポップミュージックやハリウッド映画など)。湾岸戦争やイラク・アフガン、、セックス&正当防衛。

主人公の過去の暴力は、巡り巡って幸せな家族の現在に襲いかかる。そして、、、最初に妻が、次に息子が暴力を行使することを受け入れてしまう。セックスとして、正当防衛として。

映画の終盤、主人公は過去の自分と決着をつける為、最後の殺人を犯す。

殺す相手は主人公の兄。

兄弟殺し。

聖書でいう、カインとアベル。人間の最初の殺人。

最後の殺人が最初の殺人であるように、映画のラストも最初に戻るかのような、、、余韻を残す。





最後の殺人を犯し、家に帰ってきた主人公(父)を迎え入れるのは、娘。



映画の冒頭、

「金」を奪うため、ではなく「水」を奪うために殺された女の子のように、この主人公の娘も殺されてしまう。かも知れない。

みたいなラストシーンが秀逸な楽しい映画でした。

おしまい!! レビュー登録日 : 2011年12月19日


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