先生がアスペルガーって本当ですか?―現役教師の僕が見つけた幸せの法則―

  • 明石書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750334196

作品紹介・あらすじ

物心ついた頃から「変だ、変だ」と言われ、トラブルが絶えなかった「僕」。そして36歳のとき、ついに「アスペルガー症候群」の診断が出た。現役教師の僕が人生のこと、家族のこと、仕事のことなどを振り返り、ユーモアたっぷりに語る痛快自伝。

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。文章がすこんすこんといいリズムな感じだった。

    居場所と人から必要とされることって、本当に大切なんだよなぁーって思った。

    「今日という日は必ず終わる。良いこと悪いこと、何もかも通り過ぎて行く」

    じんわりと力もらった。

  • 著者の前向きな姿勢に本当に心打たれました。
    私も、教職に就こうとしているアスペルガー者なので、「うわぁ、この人自分そっくりだなぁ」なんて思ったりしました。
    36歳の時にアスペルガーと診断され、うつ病を患いながらも、精力的に発達障害の啓発活動を続けている彼に私も続きたいと思わされました。
    発達障害の本当の「障害」は、自分の中にあるんじゃなくて、周りの無理解や誤解による壁のなかにあるんじゃないかなあとおもわされました。
    もし、傷つくのを恐れてカミングアウトすることなく、障害を隠しながらひっそりと生きていたら、本当の愛は分からなかったかもしれない。
    障害があってもなくても、人は皆大切な存在であり、側に寄り添うということが重要なことなのだ。

  • アスペルガー症候群と診断された、高校の実習(農業)助手として働いている男性の自伝。
    生まれてから現在までの、考え方や葛藤など、興味深く読んだ。

    何が学べたかといえば、はっきりと何かを見つけられたわけではないのだが、人間、定型発達の人も、そうでない人も、「誰かに必要とされ、誰かに心から愛され、自己肯定感をもつこと」が何より大事だということを、改めて感じた。

  • 物心ついた頃から「変だ、変だ」と言われ、トラブルが絶えなかった「僕」。そして36歳のとき、ついに「アスペルガー症候群」の診断が出た。現役教師の僕が人生のこと、家族のこと、仕事のことetc.を振り返り、ユーモアたっぷりに語る痛快自伝。

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