daiki18の本棚»
読んだ本や読みたい本を整理するために、 書き綴っています。
レビュー by daiki18さん
引用
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「すべてがここにはある、生きる喜びのすべて、家族愛と友情と尊敬と誇り、
そういったものがある、われわれには敵はいるが、いじめるものやいじめられるがいない」
― 8ページ -
何か伝えたいことがある、ということを伝える
― 28ページ -
相手が話したくなるようなムードをつくり、相手が自分から話しだすまで待つ。それがおれが覚えたインタビューのコツだった。
― 36ページ -
「普通という概念は一定のものじゃないとぼくは思います」
― 40ページ -
「だから普通でいなさいと言われてもよくわかんないんです」
― 40ページ -
喧嘩でもデモの鎮圧でも穏やかに警告するやつが一番恐い。
― 45ページ -
声に特徴があってよく通るというのはカリスマの条件のひとつ
― 78ページ -
つながりとしては非常にゆるやかなんだけど、
最低限の組織は必要だと、今はそういうことにしています
― 94ページ -
ぼくらは立場が弱いということです。 学校側とはディベートにならないんですよ。
― 95ページ -
ディベートというのは、言いたいことを言うだけではなくて、
お互いの考え方の違いを認めた上で、妥協点があるかどうかを探るというものでしょう。
話し合いの形を、ちゃんとしたディベートにするために、暴力は必要だと最初から思っていました。
力関係が圧倒的に弱く正義がこちらにある場合に暴力は認められるとチェ・ゲバラが
『ゲリラ教程』で言っているんですけど、その点においては彼は正しいと思います。
― 95ページ -
学校側にどういうことを認めさせようとしたの?
「カリキュラムと教師を生徒が選べるようにしたかったんです。」
― 96ページ -
憂鬱なことに法律がある。この国ではなぜか法律が軽視されているけど。みんなが法律を守らない、というわけでなくて、法律がいかに強力で、何かを実行しようと思ったら、法律を変える必要があるということがわかっていないみたいで。
― 96ページ -
法を変えることができるのは、国会議事堂周辺で黒塗りのハイヤーに乗っている図々しそうなおじさんやおばさんだけなんだよ。話し合ったって、無意味。本当は教師と生徒が話し合うことなんか何もないわけよ
― 96ページ -
人材の国外流出こそがこれからの最大の問題
― 96ページ -
倒産や失業は深刻な問題だが、人材が残っていれば日本経済はいつか立て直すことができる。
― 96ページ -
有能な人間が続々と逃げ出している。困ったことに、これからの日本に残っていて欲しい人材ほど、海外でも仕事ができる。これからの日本に必要なのは、海外でも仕事ができるような何らかのスキルをもった人間たちだ。
― 96ページ -
十三世紀のモンゴルは、今のおれたちからすると、信じられないくらい強大で、高度な文化と合理的な国家構造を持つ帝国だった。馬に乗って暴れ回るだけという蒙古のイメージは、近代西欧の歴史認識によるものです。野蛮で獰猛なだけの民族が、ユーラシア大陸を政治的に統一できるわけがない。法務官僚に華人を、中国人だね、使ったし 経済官僚には数学に強いペルシャ人を使った。モンゴル人は土の中をいじるのを好まなかった。
― 99ページ -
今の考えでいうと、環境を変えることをはっきり悪だと思っていたんです。農耕、農業を軽蔑していたんですよ。農耕は結局土地をダメにするということを知っていた。驚くべきことに、モンゴル人には共生という概念があったんです。基本的に遊牧民だから、自然は、そこから奪うものではなく、恵みを分かち合うものだと知っていた。農耕は必ず過剰生産を生むこと、そして過剰生産を続けると、大地や大河でさえいつか枯渇するということを本能的に知っていたわけです。
モンゴルは内紛で自滅したが、外敵に対しては無敵だったんだよ。
― 99ページ -
「ブランドを作ることが大事なんだってことをいつも言ってますけどね」
― 108ページ -
数十万のアクセスが確実なインターネット上の連絡ボードはそれだけで価値を生むのだそうだ。
しかも集まってくるのは全部中学生なのだから、そのコミュニティの価値観やライフスタイルはほとんど均一だ。
― 109ページ -
「十二歳の少年でもM16なら軽く撃てるんです。そして当たり前のことですが、
十二歳の少年が撃った弾でも人は死ぬんです」
― 110ページ -
ぼくらが相手にしているのは、本質的にはバカだけど、とりあえずは力を持っている、という連中です。
― 114ページ -
単にむかついて刺してはダメだと思うのです。強固な意志のもとに、綿密な計画のもとに、それがぼくらの目標を確実に達成できる場合に限って、教師を刺すことは正義になるのです。みんなわかっていると思うけど、教師を刺すというのは暴力の象徴ということですよ。それが目的ではなく手段だとぼくは思っているのです。
― 114ページ -
インターネットビジネスのそもそもの特徴は、まず最初に価値が生まれて、その中のある部分だけが金銭的な利益となるというものだった。面白そうだし、みんなの喜ぶだろうから手間はかかるがやってみよう、という精神でインターネットは生まれて、その性格が失われることはなかった。
― 386ページ -
「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」ポンちゃんは
そう言ったのだった。この快適で人工的な町に希望はあるのだろうか、と考えた。もし希望があるとしても、実現に向けてドライブしていく動力となるのは欲望だろう。彼らに欲望が希薄なことはポンちゃん自身が認めている。
― 419ページ -
空気がきれいだし、パソコンさえあればどこでも仕事ができるから、という理由で由美子は真剣に野幌への移住を考えているようだ。あすなはあの町でどういう風に育っていくのだろうか。あの風車の音を日常として聞く生活というものなのだろうか。おれはまだ結論を出していない。
― 419ページ -
今すぐにでもできる教育改革の方法は?
― 420ページ -
わたしが用意した答えは、今すぐに数十万人を越える集団不登校が起こること、というものだった。
― 420ページ -
教育でも、他の問題でも、改革を行うためには、基本的には法律を変えなくてはならない。法律は国会で制定される。最近では議員立法も増えてきたようだが、たいていの場合は官僚が準備し、国会議員の賛成多数により法として機能するようになる。
― 420ページ -
その煩雑な手続きが民主主義と呼ばれるわけだが、わたしはそれを嫌悪しているわけではない。ただわたしは、教育に限らず、法律の改正という煩雑な手続きを前提にしない空疎な論議が多すぎることに苛立っていた。
― 421ページ -
この小説は、著者校正をしながら、自分で面白いと思った。そんなことは実は初めてで、なぜ面白いと思ったのか、いまだにわからない。わたしの情報と物語が幸福に結びついたのかも知れない。
― 421ページ
異国の少年の1発の銃声をきっかけに、少年少女の集団不登校が






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