妻と愛人、そしてその間をフラフラする男...いつもの“連城ワールド”かと思いきや、全体の印象は、料亭「花ずみ」の再興に奮闘する“細腕繁盛記”。(花登筺(はなと・こばこ)の小説のよう。)しかもめまぐるしく展開する“ジェットコースター小説”。(ジェフリーアーチャーっぽい)
その分、登場人物、特に愛人にミステリアス性が欠けるので、“連城ワールド”を期待すると裏切られるかも知れない。しかし、この展開の速さで、読み出したら止まらない小説だった。
なお、「ゆずれない夜」というタイトルでドラマ化された模様。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%81%9A%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A4%9C
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年11月27日
- 読了日 : 2013年11月27日
- 本棚登録日 : 2013年11月24日
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