海外文学の比率高し。読了したものから、気に入ったものだけをアップ。
ダーシャンさん
文藝春秋
文藝春秋 (2004年03月20日)
読書案内
これで、わたしも東大生(になって、生協で本を買ってる気分)。
梅棹 忠夫
岩波書店 (1969年07月21日)
学術・研究
研究者になりたいなら読め、と言われて読んだ一冊。京大型カードの考案者・梅棹先生の懐かしのベストセラー。しかし、「記憶する かわりに 記録する」は名言。
井沢 元彦
飛鳥新社 (2006年08月)
中国
マンガなのはいい事だけど、右かな。鵜呑みも良くないが、見過ごしも良くない。
深見 填
理論社 (2005年04月)
新書
「コカインをやめるより、タバコをやめるほうが難しい」のには、大人も驚きました。ミシェル・フーコー、ドゥールズらの現代思想を理解するには、やはりLSDの力は要るのかもしれませんね。
レイモンド・チャンドラー 村上 春樹
早川書房 (2007年03月08日)
海外文学
瀬尾 まいこ
講談社 (2007年06月15日)
小説
「父さんは、今日から父さんを辞めることにした」 から始まる物語は、意外にも平和であたたかい。瀬尾さんの中では暫定ベスト。
森 絵都
集英社 (2006年02月17日)
森絵都さんなら、本作がいちばん良いと思う。だから、この時わたしは、直木に、と言ったはずだがね・・・
カルロス・ルイス・サフォン 木村 裕美
集英社 (2006年07月20日)
読ませる、小説。「本」と「少年」というモチーフがずるいんだよね。売れたわけだ。でも、おもしろかった、良かった。
バルセロナに行ったことあるんだけどさ(自慢)、財布盗られたんだよね。そんなことより、この本を読んでいるとバルセロナの街が眼前に広がっていくようだよ。大した描写力だわ。
シコ・ブアルキ 武田 千香
白水社 (2006年02月28日)
The「二重生活」文学。 家族のいるブラジルと、愛人のいるハンガリーを往来する主人公。ポルトガル語の自由とハンガリー語の不思議。街並みの違い、人々の異なるさま。さまざまな二重性が交錯し、読者は文学の快楽へと導かれる。
クリハラ タカシ
青林工芸舎 (2004年06月)
マンガ
シュールでいて、(爆)マンガ。 会社の先輩ゴリ推しの一冊。買わされたが、一滴の後悔も無し。 画集的にお洒落なカフェに置いてあっていいかも。 客、コーヒー吹き出しちゃうかもしれないけども。当方では責任は負いかねますが。
豊崎 由美
アスペクト (2005年11月29日)
トヨザキ社長の言うことなら、トップダウンだろうがボトムトップだろうが、何でも聞きます。 本書の特長は、なんと言ってもリアルタイムでの海外文芸書案内の豊富さ。一刀両断・辛口のイメージが強いですが、体系知・世間知と呼ぶべき筆致で書かれたレビューの数々に学ぶこ...
いくえみ 綾
祥伝社 (2007年05月23日)
最高のラストだった。 いくえみさんは短篇、連作短篇がとても上手い。しかし長編となると、後半いつも失速を感じて残念でならなかった。 ぼんちゃんダイエット成功、しかし失恋からリバウンド・・・最悪の事態からどう突破口を開いたのか。 ほんとうに最高。いく...
祥伝社 (2006年08月23日)
ぼんちゃんが頑張って痩せる。 その努力に、わたしは泣いたよ。 しかし恋愛とは厳しいものなのだ。
祥伝社 (2005年10月22日)
いくえみ綾さんのヒロインはヒロイン面してないから最高だ。『カズン』のヒロインは、太めで女子校純粋培養で、なんとなくフリーターを続ける女の子。 そのヒロイン、ぼんちゃんが、恋をする。 また、お相手の「いくえみ男子」がいつもながら良いんだな。
デヴィッド マドセン David Madsen
角川書店 (2006年09月)
哲学系変態エロ文学。 やばい、おもしろかった。 池田真紀子さん、こっち系での貴女の訳書もっともっと読みたいですわ。
梅田 望夫
新潮社 (2006年12月14日)
「コミュニケーション」に力点を置いた、『ウェブ進化論』著者と現役京大生時に芥川を獲った作家対談を書籍化。 ウェブ上の人間関係、ウェブにおける人間性、ウェブの人間らしさに関する記述に目が覚める思い。 第一、対談の組み合わせが絶妙ですよね。
筑摩書房 (2006年02月07日)
膝を叩いて、感動。 Google怖えー。Amazon凄げー。 折りしも、本書を読んだ直後Googleの方と商談。 初めは本で、次は身をもって、ウェブ2.0の魅力と魔力を知る。
岩波書店編集部
岩波書店 (2006年12月20日)
鼓直、木村榮一、若島正、沼野充義、池内紀、柴田元幸、鴻巣友季子、岸本佐知子、米川良夫、リービ英雄、多和田葉子、野崎歓、旦敬介・・・錚々たる執筆陣による翻訳にまつわるエッセイ。 しかし岸本さん岩波においても炸裂。鼓先生の語り調の章も良かった。 むし...
柳瀬 尚紀
岩波書店 (2000年01月20日)
アスペクト (2007年03月)
前作『そんなに読んで…』とは編集方針が異なるようで、書名・著者名・目的別から読みたい本を探すというよりも、社長語録を読みながら読みテクを盗むという構成。受けて立ちます。年内にはトヨザキ係長くらいには昇進させてもらいます。
ティム・オブライエン Tim O'Brien
文藝春秋 (1998年02月)
ハルキ、貴方の翻訳はなぜ美しいのですか。 タイトルとは裏腹に、戦争とか正義とかをどうこうというよりも、戦時でも好きな娘を思えば夢精はするし、ベトコンの森に至ってもついつい悪ノリで冗談をかましてしまう普通の兵士の物語。ベトナムサイドから見たら嫌な気...
リュドミラ ウリツカヤ 沼野 恭子
新潮社 (2002年12月)
無防備のやさしさ、見返りを求めない愛。 ソーネチカ、あんた良いヤツだよ。彼女はどんどんと不幸になっていくのに、なぜかいつも幸せそうなんだよね。神? 本の虫は神なの??
アンドレイ・クルコフ 沼野 恭子
新潮社 (2004年09月29日)
憂鬱、なのは主人公なのかペンギンなのか、はたまた国家なのか。 さすがクレスト・ブックス、寺田氏イラストの可愛い表紙に萌えまくりです。
アゴタ クリストフ Agota Kristof
早川書房 (2006年09月)
「待つ」という受動的動作を描いた短篇が多かったように思う。「待つ」ことの焦り、悲しみ、また期待。正直、同時期に出た『文盲』の方に食指が動かされる。が、アゴタはアゴタ。読むのだ。
早川書房 (2001年05月)
章立てが絶妙。このテンポの良さが暗さと陰湿さを払拭しているのだと思う。90年代若者必携の書。昨年はブームやや再来。読んで、読み返して損は無い一冊。
アゴタ・クリストフ 堀 茂樹
白水社 (2006年02月15日)
自伝というよりも、通常のアゴタ小説だ。 2006年私的'プ'ッカー賞受賞作。何を差し置いても、一番に打ちのめされた一冊だった。 母国語の喪失と敵国語での表現活動の狭間での葛藤。堀茂樹先生の長いあとがきもひとつの見物。毎回これを楽しみにしているコアな読者...
J.L. ボルヘス 鼓 直
岩波書店 (1993年11月16日)
畏れおののいた。ボルヘス、こわい。
ポール・オースター Paul Auster
新潮社 (1997年09月)
オースター自伝的小説。 謎と現実と失望と恋愛が絡む、てんこ盛りの内容。 読了時、わたしも若かったので相当にのめり込んだ。10代後半から20代前半の方に読んでもらいたいですね。
白水社 (1993年10月)
白水社 (1999年07月)
カズオ イシグロ Kazuo Ishiguro
早川書房 (2001年09月)
対話という物語。 叙景描写を一切排除して、舞台を浮き立たせる手腕は、その後のイシグロ作品へ大いなる期待と予感をもたらしてくれる。
早川書房 (2006年03月)
イシグロ、迷宮入りの書。ミステリ色が強い作品。初めて読むなら、やはり『日の名残り』『わたしを離さないで』が妥当だと思います。
リディア デイヴィス Lydia Davis
白水社 (2005年10月)
無限ループ文学。またの名を恍惚感提供の書。 短篇から中篇までを収める。 岸本さんじゃないと、こんな味のある邦訳は出せなかった。
ジュディ・バドニッツ 岸本 佐知子
マガジンハウス (2007年02月22日)
岸本 佐知子
筑摩書房 (2007年01月25日)
白水社 (2006年05月)
異色の天才・翻訳者、岸本佐知子さんによるエッセイ。 抱腹絶倒とは、この本のために用意された言葉である気すらしてくる。ロボコップの接ぎ目が怖い、学童に赤信号横断を見せつける・・・妄想炸裂、Uブックス炎上。
ニコルソン ベイカー Nicholson Baker
白水社 (1998年08月)
スティーヴン ミルハウザー Steven Millhauser
白水社 (2001年07月)
白水社 (2002年08月)
スチュアート・ダイベック 柴田 元幸
シカゴの異臭、何気ない風景の持つ美しさ、僕のいい加減な未来と予測可能な挫折…ダイベックの魅力が詰まった一冊。これは、まさにスルメ本。読み返すほどに輝く。2006年私的ベスト五本の指に入る会心の著。
白水社 (2003年07月)
古川 日出男
集英社 (2006年09月20日)
古川日出男は世界文学の域に達している。 にしても、『サウンド…』の表紙のかわいいこと。走るように読んだぜ。
会社では「○○書房古川番」と、とある書店員さんから呼ばれてました。光栄です。 古川さんの、大地を揺さぶり一気に走り抜けてくかのような疾走感が、本作の醍醐味でしょう。
G. ガルシア=マルケス Gabriel Garc´ia M´arques
新潮社 (1999年08月)
ガブリエル・ガルシア=マルケス 木村 榮一
新潮社 (2006年10月28日)
新潮社 (2006年09月28日)
フリオ リャマサーレス Julio Llamazares
ソニーマガジンズ (2005年09月)
静寂の中の色彩美。 木村榮一先生のあとがきにKO。わたしも先生のようになりたい、とサラリーマン時代に思いました。
フレドリック・ブラウン 星 新一
早川書房 (2005年10月07日)
可笑しいほど切ない。 切ないほど笑える。 SFってこうなの?? ブラウン再評価。
アヴラム・デイヴィッドスン 殊能 将之
河出書房新社 (2005年10月26日)
シオドア・スタージョン 大森 望
河出書房新社 (2005年06月11日)
イタロ カルヴィーノ Italo Calvino
河出書房新社 (2003年07月)
河出書房新社 (2003年09月)
白水社 (1995年08月)
白水社 (1997年10月)
絲山 秋子
講談社 (2004年10月28日)
つかず離れずの恋愛距離が絶妙。喝采。絲はこの作品で芥川を取れば良かったのに、と悔やむのはわたしだけではないはず。
ロバート ホワイティング Robert Whiting
早川書房 (2004年10月)
野球
実は、イチローに関する記述が少ない。でも、日米野球の今(少し過去?)がわかる。おもしろかった。タイトル変えて、文庫版が出ましたが売れてますか?
筑摩書房 (2006年04月)
ポール・オースター 柴田 元幸
オースター、犬の小説が書きたかったんだね。
新潮社 (1995年03月)
オースター入門の書として、全世界にお薦めしたいくらいです。
スティーヴ エリクソン Steve Erickson
白水社 (2005年08月)
西 加奈子
小学館 (2005年02月23日)
泣かされた。犬と家族を出すところが、ズルい。 正直、この人めちゃくちゃ文章とプロットが下手だと思った。しかし、最後まで読ませる何かを持っている。よくこの本を世に出したものだ、と版元に感心する。調べてみれば、小学館「新文芸」チームによる編集だと知る...
伊坂 幸太郎
新潮社 (2003年11月)
新潮社 (2005年04月)
講談社 (2005年10月20日)
『魔王』は伊坂の裏傑作だ。 書かれたのは、小泉・自民が郵政民営化如何を世に問うた選挙で圧勝した前夜。その後の、日本と政治と僕の身の回り、をいち早く文壇で予感させた作品である。
文藝春秋 (2005年06月28日)
東京創元社 (2006年12月21日)
祥伝社 (2003年02月)
登場キャラに「あじ」がある。 伊坂文学のひとつの特長だ。 本作は特にその「あじ」が強く顕れている。
新潮社 (2003年04月)
現時点での伊坂の最高傑作、だと思う。 1頁1行目をご覧なさいよ。きっと小説の虜になってしまう。
講談社 (2007年05月15日)
正義は笑われる。 しかし、救われる。 伊坂文学ってそうだ。 伊坂さんとの出逢いの一冊。当時ナイーブだったわたしは、この本読んでわんわん泣きました。文庫出ましたね、100万部売ってください。
J.D.サリンジャー 村上 春樹
白水社 (2003年04月11日)
君がわたしの人生を変えたってこと知ってるかい、ホールデンくん。 本は「語る」。いや、語りかけてくる。 すべてのインチキとわずかな自己嫌悪に捧げる一冊。 村上春樹の翻訳は、頭一つ分飛び抜けてる。
山崎 ナオコーラ
河出書房新社 (2006年10月05日)
ナオコーラ、すごいよ貴女は。 わたしは当時、芥川賞に、と推したんだけどね。
フランツ カフカ Franz Kafka
新潮社 (1952年07月30日)
カズオ イシグロ 飛田 茂雄
早川書房 (2006年11月)
土屋政雄さん、愛してます。 あなたのようになりたいです。
高橋 源一郎
岩波書店 (2002年06月20日)
国語
小説は「つかまえる」ものである。 NHK『課外授業〜ようこそ先輩〜』の書籍化。 ・・・と言うのは、きっとウソ。 句読点の打ち方に、胸キュン。文學界での連載に通ず内容あり。
石原 千秋
筑摩書房 (2006年06月)
ユリイカの企画より誕生。 自虐M的な千秋先生の論文指導、くせになる。
カズオ イシグロ
早川書房 (2006年04月22日)
土屋政雄×カズオ・イシグロ=世紀のコンビネーション 翻訳文学を変える、傑作。
白水社 (1996年08月)
本邦初翻訳、全編テレホンセックス文学。 岸本佐知子さん、万歳!
ジョン スタインベック John Steinbeck
早川書房 (2005年04月21日)
読み終わるのが、もったいない! ノーベル賞作家スタインベックの挑戦であり、異色の意欲作であった。 土屋政雄さんの名訳で21世紀の文壇に新たな光をたたえ、登場。
一行たりとも読み飛ばさせない。 一文、一文を掬い上げて、頬にすり寄せたくなる。 黄金に輝く翻訳の名手・土屋政雄氏による、エデン新訳。
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