思考は現実化する〈下〉

  • きこ書房 (2014年4月10日発売)
3.68
  • (40)
  • (46)
  • (48)
  • (13)
  • (5)
本棚登録 : 1195
感想 : 51
5

「逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」
自己啓発本業界では超有名な言葉ですね。

マスターマインドは下巻に詳しく書かれています。
マスターマインドとは
2人以上の何らかの願望や目標を持った人間の集まりであり
また
それらの人々の間で行き交う波長のあった思考のバイブレーションのことである
そして
「明確な目標を達成するための二人ないしはそれ以上の人たちによる、調和された、知恵(そして知識)と努力の協力関係(もしくはそういう関係にある人を指す)」
と定義されています。

娘は今高校に入ってまさに思考のバイブレーションを感じているようです。
中学時代の娘は吹部の部長として取りまとめて意見を発して孤軍奮闘でした。
しかし今は友人がそれぞれの知識経験を総動員してあっという間に答えが出てしまうそうです。
それは何か人を超越した別の人格の思考が生まれだすようなものです。

「二人以上の人間が調和の精神で共通の目標に向かって協力するときエネルギーは無限の知性の無尽蔵の倉庫から直接引き出すことができる」
それぞれの得意分野がありつつ能力の平均値が恐ろしく高いからかもしれませんが。
娘のマスターマインドは末恐ろしいものがありますがそこから取り残されるのが何より恐ろしいかもしれません。
同じレベルで思考し続けることがエネルギーの発信機とともに受信機にもなるので。

下巻まで読んである程度ナポレオンヒルの思考がわかってきたような気がします。
あとは娘と息子にいかにして伝えるかが親としての腕の見せ所といったところでしょうかd(^_^o)
まあ職場でも出し惜しみはしませんが( ̄^ ̄)ゞ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月3日
読了日 : 2017年8月3日
本棚登録日 : 2017年8月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする