コーラス (角川文庫 ン 53-1)

  • KADOKAWA (2005年3月1日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 9
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ボーイソプラノが昔から好きです。
小学校の頃はウィーン少年合唱団に憧れました。
勿論、女の子の綺麗な声も好きだから、シャルロット・チャーチのアルバムもデヴュから2枚持ってます。

正直、もののけ姫の歌を唄ったカウンターテナーの米良さんのCDも買ったし、ちょっと前にはカストラートにも興味を持ちました。

最近では、出てすぐに岡本友高の2枚組のCD買ったし、サラ・ブライトマンもすぐに買いました。



綺麗な声が好きです。
中でも少年の綺麗な声が好きです。憧れます。



物語は、戦争孤児や手におえない悪ガキが送り込まれた寄宿学校が舞台。

そこに1人の舎監としてやってきた男と子供達の物語です。

力で押さえ込もうとする校長に対し、歌を唄うことで開放しようとする舎監。
さて、どちらが少年たちのいたずらをやめさせられることができたでしょうかぁ〜?



言わずもがな・・ですよね。



218ページの中編ではありますが、短く感じました。
脚本でなければ、もっとエピソードの描写細かく描けた作品なんじゃないかと思いました。

その分、想像が膨らみましたが・・・



脚本はニューシネマパラダイスで壮年のトト役をしたりWATARIDORIのジャック・ペランの甥っ子であるクリストフ・バラティエ。

彼はジャックのもとでたくさん勉強した後のこれがデヴュ作。
本映画の中にも冒頭でジャック・ペランは出演しています。


私はヨーロッパの映画が好きです。
言葉はちっともわからないけど、わからないから表情がよく見えます。

本書を読んで、是非、映画も見たいと思いました。

私は見たい映画の70%は先に本を読むことにしています。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 翻訳モノ
感想投稿日 : 2006年6月29日
本棚登録日 : 2006年6月29日

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