株とチャートでお金持ちになる!

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  • 実務教育出版 (2016年2月16日発売)
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テクニカル分析での中期トレーダー向けのテクニックを紹介している。
特別なテクニックではなく、基本的なチャートの読み方を紹介し、特にトレンドラインをチャートが見ただけで頭の中で引けることが大事と強調している。
実践によって経験を積むことが何よりも大事。
・株価が上がる会社は、経営者がいい顔をしている会社。社外HPに経営者の顔が出ていない会社はダメ。
・高値をつないで引いたトレンドラインは上値抵抗線、下値をつないで引いたトレンドラインは下値抵抗線、これらの抵抗線を株価が超えたらトレンドの変換点であることを示す。
・三角持合いから放れる時は、放れた方に株価が動く。上に放れた時は前の高値を取りにくる可能性が高いので買い。
・三角持合いのうち、上値抵抗線がほぼ並行で下値抵抗線が上がっている場合は強い相場を示し、頂点近辺で上放れする可能性が高い。
・上値と下値の抵抗線がともに右肩上がりの時は上昇トレンド。
・三空に買いなし(3つの窓を開けたら過熱を意味しているので売るタイミング)。逆は買いのタイミング。
・株価が上昇(下降)には、「三段高下」と言って三段階で上昇(下降)する場合が多い。一段上げは反動で半値押し(半値下がる)、二段上げは反動で三分の一押し(三分の一下がる)、三段上げは天井を打つ(下降はその逆)。
・国策に売りなし、デフレに買いなし。アベノミクスでは上昇し、デフレが続いた2000年代は下降した。
・株価の下げ材料となる情報は、増税、金融引き締め、国際情勢不安。その逆は上昇材料。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: お金関連
感想投稿日 : 2017年2月11日
読了日 : 2017年2月11日
本棚登録日 : 2017年2月11日

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