もう6年以上前に読んだ本なので、忘れてしまいつつあるが、とにかく衝撃が数々ある本。確か、アメリカには貧困層が3千万人ほどいて、これがマクドナルドとか食べまくりで肥満している。ブッシュ政権下で落ちこぼれゼロ法案というのが成立して落ちこぼれは確かにゼロになった。だって、落ちこぼれの情報が共有され、軍にスカウトされ、みんなイラクやアフガンに行っちゃったから。医療費の高騰に歯止めがかからず、貧困層は病院には行けず、なんとかジェネリックでしのぐ日々等々、TOp1%とそのほかとの格差が広がりつつあるアメリカの実態をルポした作品。
これは絶対に読んだほうがいいと思います。明日の日本の可能性がありますので。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション>平成、21世紀
- 感想投稿日 : 2014年5月31日
- 読了日 : 2008年3月1日
- 本棚登録日 : 2014年5月31日
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