2014年、1冊目はこの本にしようと決めていた。
理由は、南場さんの振る舞いや発言に触れる機会があり、南場さんておもしろい人だと感じていたから。
DeNAってソーシャルゲームで情弱者をうまく釣って儲けている会社でしょ?って思っていた。そう思っている人がまわりにも多い。
本書を読むときっと変わる。
良い企業を目指しているとわかる、南場さんのチャーミングさに惚れるwww
起業や新規事業で悩んでいる人が大切なことは何かを考えるキッカケを与えてくれる。
例えば、次のようなくだりがある。
・はじめからデキるスーパースターばかりに頼るのではない
・管理部門が1円単位で苦労して節約していることを知るとシステム担当は開発にかかる数千万円の重みを痛感する
・ユーザーに集中するという基本に戻らせてくれ
・新しい技術は、新しい遊び方、新しい事業を生む。すると新しい課題が発生し、事業者は軌道修正を求められる。この循環はワンショットではなく、イノベーションがある限る続いていく。
・本当に重要な情報は、当事者となって初めて手に入る
よいキッカケをもらった。しかし答えではない。
答えは自分の足と頭と心で掴むもの。
本書はその一歩を踏み出す勇気をあたえてくれるだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス・経済
- 感想投稿日 : 2014年1月5日
- 読了日 : 2014年1月5日
- 本棚登録日 : 2014年1月5日
みんなの感想をみる