dビデオスペシャル 仮面ライダー4号[ブルーレイ+DVD] [Blu-ray]

監督 : 山口恭平 
出演 : 竹内涼真  稲葉友  中村優一 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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本棚登録 : 29
感想 : 10
4

2015年公開された春のスーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号の続編とも言えるスピンオフ作品。
docomoのdビデオにて配信された。
出演キャストは、3号に引き続き
竹内涼真、さらに中村優一、半田健人など…

ショッカーたちは進ノ介らが仮面ライダー3号とともにすべて倒したかに思えたが、代わりに霧子の弟である剛の命を失った。
特状課にていつの間にか寝てしまっていた進ノ介。霧子と剛と非番の日に映画へ行く約束していたが、そんな時3号と共に戦った仮面ライダーの仲間、桜井侑斗(ゼロノス)と巧(ファイズ)から街で倒したはずのショッカーたちが暴れていることを聞く。彼らはその場へ駆けつけ、ショッカーを追い詰めるが、剛が巻き添えになり命を落とす。
やがて、誰かが命を落とす度に繰り返される時間に気づく進ノ介。
その度に強く進化していくショッカーたちに状況は最悪の事態を迎える。
ショッカーの首領の正体、そしてショッカーの新たなライダー・仮面ライダー4号の正体とは。
真実を知った時、“彼”の物語の真の結末が明らかになる。



…これはアレですね。
555(ファイズ)世代には必見。
乾巧=たっくんが主人公と言っても過言ではない。
多分、ファイズを見ていた人なら分かるだろうが、私個人的に最後には切なくて辛い気持ちになりました。
この、作品のひとつのテーマが“生と死”のように思えました。
繰り返される死から抜け出すために繰り返される時間。
それはたったひとりの本来は生きていないはずの“彼”の強い想い。
結構、内容を何度も何度も繰り返すため、多分見飽きてしまうなどということも有りうるかも知れません。
けれど、そこに隠された“生きること”へのメッセージがあったのではないかと感じます。
また巧と海堂とのシーンが素晴らしい味を出していると思う。
思わずホロりときてしまった。
主題歌も合っていて素晴らしい。

でも、詩島姉弟の自己犠牲感があまりにも強く悲しかった。
自ら命を投げる、それは多分生きていない“彼”には残酷とも言える行為だと思う。

少々、グダリ感は否めないが、面白かった。
というかスピンオフの方が面白かっ……(おっと誰かが来たようだ)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 特撮
感想投稿日 : 2017年2月28日
読了日 : 2017年2月28日
本棚登録日 : 2017年2月28日

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