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- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478374658
感想・レビュー・書評
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『生産デフレータは、原材料の投入量の変化を過小評価している可能性がある。』
情報技術と生産性の相関について、多くの理論モデルや具体例を用いて、多様な観点から解説した本。因果を抽出して丸めてしまえば、ごくごく当たり前のことを言っているにすぎないのだが、そこに至るまでのプロセスの魅せ方や、考察が、非常に奥深い。結論よりも考え方が重要なのである、という恐ろしく月並みな真理を身を持って体感させてくれる典型的なマクガイバー。そういう意味で、専門性以外の面でも、普通に良書だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
研究のためにとりあえず読んでみた。
ただ単にコンピュータ化すること、技術投入することが利益になるわけではない。
生産とIT技術と、それを生かすためにする人材への投資と、
どうやってそれをマネジメントしていくかということ。
インタンジブル(目に見えない)というのをどうやってマネジメントしていくか?という視点は
どの分野に関しても言える事であるし、常に課題である。
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IT投資の効果についての論文なので、文書は難しいし、読みにくいです。
が、内容は素晴らしいと思います。結論としては、ITのみにお金を掛けても効果は薄く、同時に業務改革や人材の教育にもお金を掛けると効果が高まり、生産性が大幅に挙がりますということです。
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