ウェーバーが魔弾ぶっ放したりナポレオンが最強の魔王だったり真空管アンプが出てきたりと,今巻もやりたい放題のゴシックファンタジーだった.史実に対して魔術によって悪魔と契約するという世界観を持ち込み,ナポレオンの覇道の理由を説明し,ルゥ(ヴェートーベン)の半生を描くのは見事だと思う.
ただキャラ構成が前巻以上に神メモと被っている.ユキとルゥは言わずもがな,カールは四代目で合唱団は平坂組まんま.相対的に,メフィの存在感が大きく感じたのはそのせいもあると思った.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
LIGHT NOVEL
- 感想投稿日 : 2012年11月3日
- 読了日 : 2012年10月7日
- 本棚登録日 : 2012年10月7日
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