それぞれの年代で活躍した料理研究家にスポットを当て、料理に対する価値観の変化、さらには日本の家族像の変遷を解説。そもそも外国料理が知られていない時代に求められていた料理研究家、主婦論争やジェンダー論などの背景にして活躍した料理研究家などなど。小林カツ代さんしか知らなかったけど、関係なく面白かった。「愛情は努力が必要」とか「女性ヒエラルキー論」とか、ちょいちょい著者の持論があって、それも良かった。
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KNOWLEDGE
- 感想投稿日 : 2015年12月20日
- 読了日 : 2015年12月20日
- 本棚登録日 : 2015年12月20日
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