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たなぞうから移住+最近読んだ本
レビュー by diver0620さん
H・P・ラブクラフトが妄想した暗黒神話体系シリーズ。旧神と旧支配者の対立、海底の神殿から、宇宙の深遠から、地球を奪還しにやってくる旧支配者、禍々しい伝説を記した人の皮で装丁された本・・・等、様々な要素で独特の暗い世界を造りだしています。その世界で遊んでみたくなった作家が多数参加して、この神話体系はできているわけで、妄想の膨らむなかなか魅力的な世界です。話が全て面白いかというと、ばかばかしいものが多いので、気が向いたときに読んでいたのでした。ある時、2冊立て続けで読んでいたら夢の中に出てきてしまいました。嵐の夜に蝙蝠の翼をもつ「名状し難いもの」に窓から引きずりだされてさらわれてしまう、という夢で、汗びっしょりになって起きるという恐ろしい体験をし、それ以来、これは脳味噌の奥の方に訴えかける何かがあるぞと思いつつ、少しおびえながら楽しんでます。収録作品と評価「謎の浅浮き彫り」★★★★著:オーガスト・ダーレス古道具屋で見つけた不思議な木彫りの飾りを友人にプレゼントしたところ・・・さすが、後継者ダーレス。C・A・スミスの名前も出てきて楽しい。「城の部屋」★★★著:J・ラムジー・キャンベルよせばいいのに魔術師の使い魔が閉じ込められているという伝説の城を探しにいった男が・・・「喰らうものども」★★★著:フランク・ベルナップ・ロング作中でポオやブラックウッド、ブラム・ストーカー等も生ぬるいと批判を展開する強気の姿勢。脳味噌吸われてしまうぞ。「魔女の谷」★★著:ラブクラフト&ダーレス魔法使い一族ポター家(って、あのポッターとは関係ないと思うが妙な符号が楽しい)の末裔が、空から何かを召還した。「セベクの秘密」★★著:ロバート・ブロックエジプトの神官のミイラにまつわる話。「ヒュドラ」★★著:ヘンリー・カットナー実験によってできた結晶が外世界と通じる道を開いてしまう。「闇に囁くもの」★★★著:H・P・ラブクラフト本家本元だからといっておもしろいかというとそうでもなかったりする。話がまだるっこしいし、くどい表現。でも印象深い。こういうのが夢にでてくのだな、きっと。冥王星が発見された当時の作品かと思われる。暗黒の冥王星の都市からもやってくるぞ〜。何年ぶりかで、このシリーズ読みました。また夢にでてくるか、続けて10巻目いってみよう。 レビュー登録日 : 2009年11月01日
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