子供の頃住んでいた古い家には、作りつけの本棚があった。レースのカーテンがついていた。 本棚を見られるのは、そのヒトの本質を見られるようで恥ずかしい。 でも、妙に気取って整合性をかもし出すような作為を働かせるのもイヤだ。そんな感じで。