ホンノツボ // a little BOOK BONE(詩人53)
春になったら莓を摘みに
梨木 香歩
新潮社
(2002年02月25日)
数々の繊細な物語を綴ってきた著者のエッセイ集。英国留学時代の、下宿の女主人ウェスト夫人や、彼女の周辺に集う奇想天外なひとびととの生活から感じられる「生きる」ということ。“鍵のない家”が教えてくれるメッセージは、ぼくらの日々も潤してくれます。
西の魔女が死んだ
梨木 香歩
小学館
(1996年03月)
小説
癒しとかLOHASとか自己とか、そういった言葉に敏感な方々にとっては薦められる一冊。ややもすると盲目的になりがちなそれらに、本来の意味を諭す作品。魔女修行の第一歩は、意志の力を強くし、何事も自分で決めること―誰しもが出会い悩み抱く「わたしのなかのわたし...
暮らしの哲学―やったら楽しい101題 (ヴィレッジブックス)
ロジェ=ポル ドロワ
鈴木 邑
ソニーマガジンズ
(2005年02月)
小説
なにかちょっと惹かれるタイトルじゃないですか。(詩と同じく)学問では忘れがちな「楽しむ」を満載している一冊。101の哲学実践集、お気に入りのテーマはぜひ実践してみるといいでしょう。おかげでぼくは電話口で怒られましたが。へへ。
釣り上げては
アーサー ビナード
Arthur Binard
思潮社
(2000年07月)
詩集
詩の面白さのひとつは、的を射た表現(ズバリ!ああそれそれ!…なんていうやつですね)にあるでしょう。それ以上でも以下でもない、もうそのことについて他の誰もが書けなくなってしまうようなピンポイントの言い表し。米国出身の著者が日本語で綴った作品たちのなか...
モー将軍
田口 犬男
思潮社
(2000年10月)
詩集
現代詩は難解で面白くない!なんていうのが、詩に対する一般的な理解だとしたら、ぼくはこんな詩人だっているんだ!と自腹切ってでも薦めたい一冊。詩人たちの過剰な押し付けのない、ただただ世界を心地よく物語る詩。絶対に損はしません。
ポケット詩集
田中 和雄
童話屋
(1998年11月)
詩集
古今有名な詩人たちの、なかでも著名な作品を集めたアンソロジー詩集。おそらく詩の魅力をいまもっとも伝えられている出版物だと思います。詩に触れたことの少ないひとにはまずオススメの詩集です。そして、詩人にも良薬。
黙されたことば
長田 弘
みすず書房
(1997年04月)
詩集
ややもすると難解になりがちな詩の世界で、誰にでもわかる言葉で詩を綴る詩人・長田弘氏が古今の音楽家とその音楽について寄せた詩集。
深呼吸の必要
長田 弘
晶文社
(1984年03月20日)
詩集
『食卓一期一会』とともに、ぼくが愛読してやまない長田弘詩集。本当に、数十編の詩を読み終えたのち、日ごろせわしい読者にも自然と深い呼吸が戻ってきます。本棚に1冊こういう本があると、あなたの世界はますます静かに潤うのでは。
食卓一期一会
長田 弘
晶文社
(1987年09月20日)
詩集
詩人の書く詩のなかで、これほど肩に力が入らずに読めるものはほかにはないように思います。現代のスローライフやLOHASといった「標語」も、この詩集に綴じられていることばには敵わないでしょう。ぼくのもっともオススメする詩集です。
わが子に与える十二章
半村 良
沖積舎
(1979年12月)
絵本
SF小説作家で有名な半村良が、実は詩を書いています。これは彼の詩に絵が挿してある絵本。十数作品が綴じられていますが、詩一編一編メッセージの鋭さにぐっさり刺されます。読むなら覚悟の上で。
雪屋のロッスさん (ダ・ヴィンチブックス)
いしい しんじ
メディアファクトリー
(2006年02月)
小説
いしいしんじの最新作は30の物語をまとめた短編集。いしいワールドはこの本でも健在です。他の長編作品と比べ、短く、シンプルにまとめてありますから初めて彼の著作に触れる読者にとっても読みやすいのでは。文面の背後にうっすら臭う現代のくすみが、たまらなく美...
なんだかうれしい
谷川 俊太郎
福音館書店
(2002年11月30日)
絵本
事細かな理由があってというわけじゃないのだけれど、日々生活していてなんとなしに感じるうれしい瞬間。現代の名詩人・谷川俊太郎氏と、イラストや写真のアーティストたちのコラボレーションは見事です。
ポーの話
いしい しんじ
新潮社
(2005年05月28日)
小説
名うそつきとして名高い気鋭の作家・いしいしんじの長編小説。うなぎ女たちにとって希望の息子・ポー。冒険譚を装いながら、善悪や清濁といったひとの「生きる」の核心をつまみあげていきます。装丁が本当にグッドジョブです。
エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)
梨木 香歩
新潮社
(2004年02月)
小説
梨木果歩の重層的なストーリー構成はこの作品でも健在。主人公コウコと、ほとんど寝たきりの少し呆けた祖母さわちゃんの心のやり取りが、夜水槽の熱帯魚たちを中心に、不思議な展開をみせてゆきます。梨木作品のすべては「生」というところにびっしり根を張っている―...
まど・みちお全詩集
まど みちお
伊藤 英治
理論社
(2001年05月)
詩集
まどみちおの詩作品すべてが綴じられている、辞書サイズの詩集。子供向けの詩だけでなく、いわゆる現代詩的な作品もあり、その名のとおり「まどみちおのすべてがわかる」詩集となっています。
アメリカ先住民の精神世界 (NHKブックス)
阿部 珠理
日本放送出版協会
(1994年11月)
母校の教授執筆の作品。ネイティブ・アメリカンに興味をもち学ぼうという学生たちにとって、一番初めに手に取る名著です。先住民たちの精神世界とともに、白人社会流入後に彼らの生活がどう変化していったのかという点についても、言及されています。小難しい表現は...
西洋の書物工房―ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで
貴田 庄
芳賀書店
(2000年12月)
図鑑・辞書・事典
自らの詩集を編む際に、書物の創られてきた歴史というものに興味をもち、奮発して購入した本。勢い余って、著者の貴田さんに「製本家になりたい!」と手紙を書きました。詳しいことは胸にとどめますが、大学卒業後の進路に、ちょっといい味を加えてもらった本です。
ノンタンのたんじょうび (ノンタンあそぼうよ (9))
キヨノ サチコ
偕成社
(1980年12月17日)
絵本
23歳の誕生日に、大学の後輩から突然もらったバースデイプレゼントがこの本でした。ナイスチョイス。各世代にこれだけ愛され読まれ続けている本は、そう多くありません。
青年は荒野をめざす (文春文庫)
五木 寛之
文藝春秋
(1974年01月)
小説
ぼくなかで一人旅といえばやっぱり『男はつらいよ』の車寅次郎なのだけれど、もうひとつ大きく影響されたものを挙げるとしたら、この作品。沢木耕太郎『深夜特急』よりも、若者の不安定なグラつきがよくにじみ出ていて、高校生時代、1日で読み終えてしまったのを覚え...
ぎおんごぎたいごじしょ
牧田智之
ピエブックス
(2004年12月)
図鑑・辞書・事典
どんな業界にもハイセンスの求められる時代。ついに辞書にまでデザイン性進出!写真や絵を織り交ぜてフワフワウットリしてしまうフシギ辞書は賛否両論!辞書への冒涜?新世代の賜物?その目でチェキ!!
わたしを束ねないで
新川 和江
童話屋
(1997年10月)
詩集
女性の柔らかさ、しなやかさ、強さ、恐ろしさ、内に巣食うモノモノ―新川和江の捉えた視線を、女性はもちろん男性も手に取り読む価値はあります!オススメ女流詩人。
クラバート
オトフリート=プロイスラー
ヘルベルト=ホルツィング
偕成社
(1980年05月)
小説
プロイスラー文学の頂点を成す長編ファンタジー作品。邪悪な権力と契約したひとりの若者が、自らの意志と、友の助力と、ひとりの娘の愛によって、自分を救うことに成功する―人間はいかに生きるべきか、人間にとってもっとも大切なものは何か、「生きる」を学びたいひ...
考え、売ります。
ダグラス ラミス
村上 勝美
平凡社
(2001年03月)
童話
サラ・エリスの『考え売り』を、元津田塾教授の平和運動家・文筆家ダグラス・ラミスが日本で出版化。経済至上主義の社会に訴え贈る、心温まるストーリー。絶版ですが、読む価値あります!
沼地のある森を抜けて
梨木 香歩
新潮社
(2005年08月30日)
小説
梨木作品にはまった読者が行き着く書き下ろし最新作。ひとつの糠床からはじまる物語は、母なる生命、命の連鎖、連なり続くための呪縛と解放へ。突然この作品を読むとたいへんかもしれません。彼女の多くの著作を読み重ねて「これは何かある」と思ったなら、この最新...
最後のタヌキ―英語で考え、日本語で考える (晶文社セレクション)
C.ダグラス・ラミス
中村 直子
晶文社
(1988年08月)
詩ってなんだろう
谷川 俊太郎
筑摩書房
(2001年10月)
詩集
もうそのまんま。詩集ではありません、「詩ってなに?」を、俳句や数え歌、言葉遊び、現代詩などを例に、わかりやすーく囁きかけてくれる一冊。学校の先生、教科書の解説書を必死に書店で買いあさるのはもうよしましょう。
裏庭 (理論社ライブラリー)
梨木 香歩
理論社
(1996年11月)
小説
ぼくの人生に転機をもたらした一冊。梨木作品にはいつも滞りなく流れる水脈があります。どの物語もその水脈に向かって深く根を下ろします。主人公照美の「裏庭」への冒険をとおして、読み手ひとりひとりの「ワタシ」に、命が生きることの意味を教えてくれる大著作。
スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化 (平凡社ライブラリー)
辻 信一
平凡社
(2004年06月)
現代人のライフスタイルとして注目を浴びるLOHASやスローライフ。しかしメディアや企業の扱うそれに真意があるのかどうか?この本を読んで、自分のたしかな目でジャッジして!
生きるヒント〈3〉―傷ついた心を癒やすための12章
五木 寛之
文化出版局
(1995年11月)
冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)
辻 仁成
角川書店
(2001年09月)
冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)
江國 香織
角川書店
(2001年09月)
流星ワゴン (講談社文庫)
重松 清
講談社
(2005年02月15日)
吉野弘詩集 (ハルキ文庫)
吉野 弘
角川春樹事務所
(1999年04月)
F(口でする)の性愛学
ティエリー ルゲー
Thierry Leguay
原書房
(2000年10月)
The art of the Princess Mononoke―もののけ姫 (Ghibli the art series)
スタジオジブリ
徳間書店/スタジオジブリ・カンパニー
(1997年08月)
野島伸司詩集
野島 伸司
幻冬舎
(1998年02月)
空と風と星と詩―尹東柱全詩集
尹 東柱
伊吹 郷
影書房
(1984年12月)
りかさん (新潮文庫)
梨木 香歩
新潮社
(2003年06月)
白の鳥と黒の鳥
いしい しんじ
角川書店
(2005年02月)
熱球
重松 清
徳間書店
(2002年03月)
冷静と情熱のあいだ Rosso(ロッソ)
江國 香織
角川書店
(1999年10月)
冷静と情熱のあいだ Blu(ブリュ)
辻 仁成
角川書店
(1999年10月)
血の味
沢木 耕太郎
新潮社
(2000年10月)
ワニ―ジャングルの憂鬱草原の無関心
梨木 香歩
出久根 育
理論社
(2004年01月)
ペンキや
梨木 香歩
出久根 育
理論社
(2002年12月)
ぐるりのこと
梨木 香歩
新潮社
(2004年12月22日)
家守綺譚
梨木 香歩
新潮社
(2004年01月)
村田エフェンディ滞土録
梨木 香歩
角川書店
(2004年04月27日)
丹生都比売
梨木 香歩
原生林
(1995年11月)
泣きたいほど青い空
俣野 温子
廣済堂出版
(2004年09月)
詩集 ひとりぼっちの魔女
おかもと さよこ
荒木 和子
けやき書房
(1995年10月)
白石公子詩集 (現代詩文庫)
白石 公子
思潮社
(2000年11月)
中原中也詩集 (レグルス文庫)
中原 中也
吉田 熈生
第三文明社
(1992年07月)
わがひとに与ふる哀歌 (愛蔵版詩集シリーズ)
伊東 静雄
日本図書センター
(2000年02月25日)
心のうた
サトウ ハチロー
サンリオ
(1989年12月)
詩人・童謡作詞家として有名なサトウハチローの詩集。煩雑な日々を送る現代人に、かつては誰しも持っていた「美しきものを求める心」をよみがえらせてくれる。
せんせいけらいになれ (角川文庫)
灰谷 健次郎
角川書店
(1999年03月)
不幸な子供
エドワード ゴーリー
Edward Gorey
河出書房新社
(2001年09月)
ユニークでときにおそろしい絵本作品を数多く発表しているエドワード・ゴーリー。独特の音韻とともに、独自のモノクローム線画が読み手にストーリーを染み渡らせる。この絵本の主人公・少女シャーロットの元も子もない人生、善悪問わず理不尽な(ああ本当に!!)その...
詩なんか知らないけど―糸井重里詩集 (詩を読もう!)
糸井 重里
大日本図書
(2000年03月)
CMや映画などさまざまな世界で名キャッチコピーを産んできたコピーライター糸井重里。そしてこれは彼自身執筆した詩集。「詩とは何か」なんてことにとらわれずに、自分の周辺や内側に転がっているモノコトにペンを走らせること。そういった詩との付き合い方=楽し...
たったひとりで死んだんだ
(2003年10月00日)
わらべうた (上)
谷川俊太郎;堀内誠一
冨山房
(1982年11月20日)
夜のミッキーマウス
谷川 俊太郎
新潮社
(2003年09月23日)
手紙
谷川 俊太郎
集英社
(1984年01月20日)
ナノテクノロジーなの。恋の魔法なの。
マツザキ ヨシユキ
おおの 麻里
新風舎
(2005年02月)
二十世紀孤児―田口犬男詩集
田口 犬男
新風舎
(1995年09月)
山之口貘詩集 (世界の詩 60)
山之口 貘
彌生書房
(1968年08月)
続・清水哲男詩集 (現代詩文庫)
清水 哲男
思潮社
(1997年06月)
17歳のポケット
山田 かまち
集英社
(1993年06月04日)
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