すごくすごく良い家族だ。
面白くて素敵でスマートな小説でした。
とにかく登場人物の台詞や考え方がかっこよくて。全ての小さなエピソードの積み重ねが伏線としてあちこちに活きてて。そういう小さなエピソードが少しずつ本筋の謎を剥いでいく感じがいい。
「赤の他人が父親面するな」を初め、「この台詞は…!!」って読みながら思えるところが沢山あった。こう繋がるのかとワクワクしながら読めた。
これは短時間でバッと読んでこそだなと思う。
記憶が新鮮なうちに。驚きとともに。
気持ちが良い本だと思いました。
読後感じゃなくて、読中感?がいい。
他の本も早く読みたいなぁ…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
伊坂幸太郎
- 感想投稿日 : 2014年5月16日
- 読了日 : 2014年5月16日
- 本棚登録日 : 2014年5月16日
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