萩尾望都が震災後に書いたフクシマをテーマにしたマンガ。
テーマがテーマだけに冷静に読めない。
被災地の人はこれを読んでどう思うのかとかいろいろ気になってしまう。
原発事故が海外で起こったことなら、素直に読めたのだろうけれど、日本に住んでいる以上、他人事ではなくて、作品になっているということに違和感を覚えてしまうのだ。
自分が巻き込まれた事件を本にされたら、こんな気持ちなのかもしれない。どんなにいい作品でも、当事者から見たら、違和感があるというか。
作品としてまあ、おもしろいとは思うのだけど・・・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2012年4月7日
- 読了日 : 2012年3月20日
- 本棚登録日 : 2012年4月7日
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