羆嵐 (新潮文庫)についてのどんぐりさんのレビュー
本
/ 新潮社
/ 226ページ
/ 1982年11月発売
レビュー by どんぐりさん
未設定
読み終わった
読了日 : 2012年01月30日
登録日: 2011年09月30日
2011-09-30T16:44:28+09:00
大正時代におこった実際の羆禍の話をベースにしている。
羆は本土のツキノワグマとはまた別の生き物で
火も恐れないし、人間のことも恐れたりはしない。
かなり知能も高く、人間の裏をかいた行動をとったりもするらしい。
その上、人間を餌と見て行動するのだ。
食物連鎖の中では、人間もまた捕食される側であるという
普段忘れていた事実を突き付けられた。
北海道の開拓民の貧しさや生活の苦しさも想像以上で、
自分の無知を思い知らされた。
自然と人間の関係について考え直すきっかけになった一冊。
レビュー登録日 : 2012年02月09日
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