借りの哲学 (atプラス叢書06)

  • 太田出版 (2014年2月27日発売)
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本棚登録 : 215
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人は自らの力だけで生きているのではない、生まれたときから大きな「借り」を持って生きている。
そのことを自覚しようという教え。

金儲けという形でエゴ丸出しの資本主義への警鐘的な一冊。

等価交換では貸し借りが発生しない、借りを解放するための取引であってそれは社会的には関係が断絶してしまう原因だ、というあたりの部分が一番印象的で共感もした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想
感想投稿日 : 2014年3月25日
読了日 : 2014年3月25日
本棚登録日 : 2014年3月25日

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