夜のピクニック

著者 :
  • 新潮社 (2004年7月31日発売)
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 作品解説(カバーより):夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生最後の一大イベント「歩行際」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして夜を過ごす。そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために――。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。折しも、行事の直前には、アメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る――。
 第26回 吉川英治文学新人賞 受賞
 第2回 本屋大賞受賞
「本の雑誌」が選ぶ2004年度ベスト10 第1位

 水が合わなかったと言ってしまえばそれまでだが、読了後、特に得るものは無かった。
 帯に、世代を超えて読み続けられる名作と書かれているが、作品の軸にある「歩行際」が既に世代を超えては理解できないように思える。
 と、批判はここまでにしておいて、まあまあ面白かったっすよ。はじめダラダラ、中パッパッ、終わりよければ全てよし、てな感じですね。
 色々受賞していたので、読み始める前から期待感を持ったのがいけなかったと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年2月1日

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