作品解説:死んだように生きる幽霊役者と、生き乍ら死を望む女。小平次とお塚は押入襖の隙間からの目筋とこの上ない嫌悪とで繋がり続ける…。
第16回 山本周五郎賞受賞作。
京極夏彦さんの作品は「堅苦しそう」「難しそう」「敷居が高そう」などと思い、読まず嫌いをしている方が多いと思います。が、実際に読んでみると、美しい描写やリズムの良い文章によりどんどん読み進めることが出来ます。
覘き小平次に関してですが、暗~い内容なので、読了後に気持ちが沈むかもしれません。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月1日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年2月1日
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