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“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)についてのdvorak64さんのレビュー


ドボルの本棚»

最近読んで気に入った本や音楽系(主にクラシック)小説、今まで読んだ中で一押しの本などを集めてます。

“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫) 1215人が登録 ★4.19

著者: 野村美月  制作: 竹岡 美穂 
本 / エンターブレイン / 350ページ / 2008年08月30日発売

レビュー by dvorak64さん

ライトノベル   読み終わった  読了日 : 2011年03月31日  5  登録日: 2011年03月27日

心葉の先輩である遠子と麻貴はそれぞれ対局として描かれていたように思うのですが、遠子の真実が明らかになるにつれ、実はとても近しいものだったんだなあーと思うようになりました。

最終巻後篇は、最初から最後までほとんど心葉が一人で戦った話でした。
遠子ですら解決できない、複雑に絡んだ過去からのしがらみを知ると、それまでの明るく朗らかだった遠子の振る舞いが、とても哀しく見えてきます。
その縛りから解放してくれたのが心葉だった事を、遠子はどれ程熱い気持ちで見ていたか想像にかたくないです。

健気に心葉を慕うななせの姿も悲しいのですが、間近で二人を見てきた分、どこか諦めもあったんじゃないかな。

最終巻といいながら、心葉と遠子に限って言えば、ここから始まりというお話しでした♪ レビュー登録日 : 2011年03月31日


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