- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334033286
作品紹介・あらすじ
今日、日仏カップル、とりわけフランス人男性と日本人女性との結婚が増えている。それはなぜだろうか。本書では、「二十組に一組は国際結婚」の時代の中で、「長い恋物語」の関係を続けてきた日本とフランス、中でも日仏カップルという現象を切り口として、特に現代の日本人女性が抱える問題、彼女たちが置かれている日本社会の現状、男女関係に見られる問題を考える。そして、「大人の女が苦手」な日本人男性、現代フランス人女性の生き方、強いフランス人女性をパートナーとして尊重するフランス人男性にも着目し、これからの女と男のあり方を考える。
感想・レビュー・書評
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1人の女性として生きる
個人主義、自分の幸せを追求して生きる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日「ダーリンは・・」を読んだばっかなのでミーハーな内容かと思っていたのですが、なんか著者の「気合い」を感じる本でした。特に「第5章 これからの女と男」で書かれている「文化的相対主義という大義名分のもとに女性差別を容認する政治家」は勉強になりました。フランスでイスラム教のスカーフ着用が禁止されたという記事を読んだとき、私もどういう風に理解したらいいのかちょっとよく分からなかったので、そういう視点なんだと納得できました。
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[ 内容 ]
今日、日仏カップル、とりわけフランス人男性と日本人女性との結婚が増えている。
それはなぜだろうか。
本書では、「二十組に一組は国際結婚」の時代の中で、「長い恋物語」の関係を続けてきた日本とフランス、中でも日仏カップルという現象を切り口として、特に現代の日本人女性が抱える問題、彼女たちが置かれている日本社会の現状、男女関係に見られる問題を考える。
そして、「大人の女が苦手」な日本人男性、現代フランス人女性の生き方、強いフランス人女性をパートナーとして尊重するフランス人男性にも着目し、これからの女と男のあり方を考える。
[ 目次 ]
第1章 日仏カップル誕生にいたるまで(二十組に一組は国際結婚の時代;「相思相愛」の日本とフランス ほか)
第2章 幻想としての日本人女性(魅了する日本人女性;耐え忍ぶ日本女性の美 ほか)
第3章 「パリに行けば何かある」幻想(フランスで新しい人に!;「自分探し」の舞台;海外メディアの日本評 ほか)
第4章 日仏カップルという誘惑(社会現象としての日仏カップル;女性による意志表示 ほか)
第5章 これからの女と男(フランス人妻の悩み;こんなはずではなかった ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
フランスで日本女性が何故もてるのか?という話にからめて、日本での女性のあり方も書いている。真面目な考察を求めるとがっかりするかもしれないけれど、実際に住んでみて実感する事が多く書いてあり、とてもおもしろかった。
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日本人はもてるんだね。なぜもてるかなんとなく分かった。
国際結婚、いいなぁ。フランス在住とか言ってみたい。