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ちゃいなおやじの本棚(ちゃいなおやじ) > 読み終わった


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ちゃいなおやじの本棚»

中国駐在から帰国したおやじの読書録です。中国に関連する歴史小説を中心に読みあさっています。やはり実感するのは、今の中国人に流れるメンタリティを歴史小説に垣間見ること。このギャップが面白いと感じています。

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粘膜戦士 (角川ホラー文庫)

飴村 行

/ 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2012年02月25日 発売



★2012年5月31日読了『粘膜戦士』飴村行著 評価B
鉄血
肉弾
石榴
極光
凱旋
の短編5作品。南国の爬虫人の住むナムールを中心として、話が展開する。拷問、禁忌、不可思議な生き物、めちゃくちゃな帝国軍人等々いつものパターンで話が展開する。ただ、さすがに最初の粘膜作品に比べるとパワー、切れがやや落ちている感は否めないかな。


2012年05月31日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年05月31日) |

粘膜兄弟 (角川ホラー文庫)

飴村 行

/ 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010年05月25日 発売



★2012年5月30日読了『粘膜兄弟』飴村行著 評価B
須川磨太吉、矢太吉の粘膜兄弟が、日本、南の国ナムールで本能、欲望にまかせて暴れまわるはちゃめちゃなエログロのホラーの物語。シリーズ初期の奇想天外の話の展開はやや影を潜めるものの、それでもその内容は、かなり評価の分かれるストーリーではある。爬虫人、へもやん、カフェーの女給仕ゆず子他、暴力的な日本軍、やくざなど個性豊かな脇役が面白さを倍加させる。


2012年05月30日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年05月30日) |

粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)

飴村 行

/ 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2009年08月25日 発売



★2012年5月28日『粘膜蜥蜴』飴村行著 評価B+
粘膜人間に続く第二編。町の大病院の御曹司月の森雪麻呂が、わがままの限りを尽くして、好き勝手をやった結果、最後にはその報いを受ける。話では、エログロの限りが尽くされるが、話の展開は、大どんでん返しもあり、破天荒な面白さを感じた。ファンタジーとは言い難いが、おどろおどろしいストーリーは健在。続編も借りており、即刻次を読み始めるとしよう。


2012年05月28日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年05月28日) |

夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫)

司馬 遼太郎

/ 文藝春秋 / 2005年09月02日 発売



ネタバレ  ★2012年5月26日読了『夏草の賦(下)』司馬遼太郎著 評価B
戦国時代四国の風雲児長宗我部元親は、四国平定寸前で織田信長の横槍をうけ、直接対決となる寸前、偶然にも明智光秀の謀反で織田軍の四国への侵攻はなくなる。しかし、その遺志をついだ豊臣秀吉の勃興を田舎者の元親は読み切れず、結局、豊臣軍に屈し、結局土佐一国の領主へ逆戻りしてしまう。世の中の大きな流れが、田舎にいた長宗我部には、読み切れず、20年の苦労を無にしてしまう。秀吉は九州の薩摩島津討伐の際に、長宗我部父子をその先鋒として九州に上陸させる。しかし、秀吉のまずい先鋒選びのために、元親の息子弥三郎信親も戦死。元親も九死に一生を得るが、元親は全ての人生の望みを失うこととなってしまう。激戦の二十数年は一体何だったのか、人生とは何かを元親はどう感じたのか?!


2012年05月26日 | コメント(0) | 歴史小説 | 読み終わった (2012年05月26日) |

10年後を後悔しない君へ

藤巻 幸大 藤巻 幸夫

/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2012年04月14日 発売



ネタバレ  ★2012年5月23日読了『10年後を後悔しない君へ』藤巻幸大著 評価B
伊勢丹のカリスマバイヤー、福助の社長となって再建を果たした藤巻氏の若者へのメッセージ。
◎仕事
かわいがられてなんぼ
プライドは捨てたもん勝ち
嫌いな上司でも3年は我慢しろ
経費精算は遅れるな
同僚に愚痴はこぼさない
宴会の幹事に立候補しよう
運動会は絶対参加
仕事は盗め
先輩は無条件でリスペクト
浮気性になれ
仕事と作業は別物
勝負服に身を包め

◎コミュニケーション
コミュニケーションはゲーム
利口な人ほどバカになれる
鉄板の流行りネタを手に入れろ
嫌われていると思ったら
3年で相手の情を手に入れろ
いい気にさせない
相手を怒らせ自分は怒らないが勝ち
物申すときはカーブで攻めろ
割り勘は厳禁

◎時間
無駄なことに時間を使え
どこに割るかは義でジャッジ
快楽的であれ
反省は10分でいい

◎お金
負け組の人間はお金を使わない
お金が欲しいと思っていい
負のスパイラルから抜け出せ
良いものを知るために金を使え
1000円の使い道も工夫する
ここ一番で借金しろ
人脈はお金にレバレッジをかける

◎生活

履歴書に載せる資格はいらない
脱・断捨離のススメ
友達は歩くウィキペディア
仕事以外の教養を身につける
他流試合にのぞめ
守るべき存在を持て

◎人生
人に興味のない人間に良い仕事はできない
仕事は手段
早くから方向を決めるな
腐らない
人生の波に乗れ
凪の日は布団を敷いて寝ればいい
我慢は先にしたほうがいい
上機嫌でいよう
キャラ作りに疲れたら本当の自分に立ち返れ
表層的な人脈はいらない


2012年05月23日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2012年05月23日) |

夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)

司馬 遼太郎

/ 文藝春秋 / 2005年09月02日 発売



★2012年5月23日読了『夏草の賦(上)』司馬遼太郎著 評価B+
戦国時代の四国土佐の風雲児長宗我部元親の話。土佐の一豪族であった元親が、四国統一を夢見て、謀略、調略の限りを尽くして、四国を平定していく。豪傑であるが、一面気の弱いところを妻菜々に見せる人間らしさももつが、その発想の大きさで夢に近づいていく。ところが、それに待ったをかける織田信長。それに反発する元親。風雲急を告げていく。


2012年05月23日 | コメント(0) | 歴史小説 | 読み終わった (2012年05月23日) |

粘膜人間 (角川ホラー文庫)

飴村 行

/ 角川グループパブリッシング / 2008年10月25日 発売



★2012年5月22日読了『粘着人間』飴村行著 評価B+
エログロではあるが、面白い! 昔読んだ筒井康隆の作品例えば霊長類南へ のような世界と恒川光太郎のおどろおどろしい世界が混じり合っている気がしました。まあ、あまり趣味が良いとは言えませんが、人間こういうじめじめした部分もあるということで、私は評価します。好き嫌いはかなり分かれるでしょう。


2012年05月22日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年05月22日) |

ハードラック

薬丸 岳

/ 徳間書店 / 2011年09月28日 発売



★2012年5月21日読了『ハードラック』薬丸岳著 評価B
高校を出て、就職をしたが、ふとしたことから、職場で折り合いが悪くなり、退職。職を求めて東京に出て来るが、派遣斬りにあい、失業。日々の日雇い仕事で食いつなぎながら、ネットカフェに寝泊まりして、再起を期する。しかし、又も知り合った同じ境遇の人間に裏切られ、追い詰められた主人公Aは、とうとう犯罪に手を染めることになる。そして、その犯罪も、自分達が主導するものではなく、ある人物から嵌められ、警察の追求を受けることとなってしまう。
今の若者や90年代前半にフリーターとして定職に就かなかった人間の時代感と行き詰まり感をベースに小説が組み立てられており、このあたりの時代を切り取る感覚は、石田衣良に似ているところがある。筋立てはもっと複雑で良く組み立てられている。


2012年05月21日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年05月21日) |

大人の流儀

伊集院 静

/ 講談社 / 2011年03月19日 発売



★2012年5月17日読了『大人の流儀』伊集院静著 評価B
ちょっとした彼の見解を集めたある意味エッセイ。
ブックオフ105円か、図書館貸し出しなら読む価値はあるかな?1時間半程度で簡単に読めてしまう程度。
北方謙三氏に似たあの年代の矜持みたいなものを感じました。


2012年05月17日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2012年05月17日) |

破軍の星 (集英社文庫)

北方 謙三

/ 集英社 / 1993年11月19日 発売



2012年5月15日読了『破軍の星』北方謙三著 評価B+
北畠顕家は、南北朝時代に建武の新政の後醍醐天皇により、若くして陸奥守に任じられて奥州に着任、非凡な軍事的才能と人間的な大きさで、力を付ける。朝廷の要請で、遠く奥州から京都まで遠征して、足利尊氏を打ち破るが、九州から再起した尊氏に結局は力負けする。しかし、その高貴で賢い天才は最後まで輝きを失うことなく太く短い生涯を終える。(21歳で死去)
天皇、公家、武士の相克の中、平和な世の中を夢見つつ、力一杯生きた若者の物語である。


2012年05月15日 | コメント(0) | 歴史小説 | 読み終わった (2012年05月15日) |

任侠病院

今野 敏

/ 実業之日本社 / 2011年10月20日 発売



★2012年4月28日読了『任侠病院』今野敏著 評価B
題名からはどのような小説かは、想像できなかったけれど、まあ軽い読み物としては、良いのではないでしょうか? 買って読むほどの本ではない。文庫化されてから、ブックオフ105円でならOKという感じでしょうか。


2012年04月28日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年04月28日) |



★2012年4月24日読了『宇宙は本当にひとつなのか』村山斉著 評価B+
話題になっていた宇宙関係の解説本。中学~高校時代に好きでよんでいたこの系統の本をひさしぶりに読んで、その理論の進歩には驚かされました。
そしてこの本は、文系の私にも分かりやすくとても親切に書かれています。

NHKの番組では、インフレーション宇宙とか取り上げていましたが、その他多次元宇宙の解説もあり、いまだ分からないダークマターの推測も興味深く読ませてもらいました。それにしても、この広大な宇宙で見えている星々、銀河の質量が全宇宙の数%なんて、いまだに信じられないです。まだまだわれわれ人類は謙虚に生きなければならない小さな存在です。


2012年04月24日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2012年04月24日) |

10年後の中国 65のリスクと可能性

高原 明生 大橋 英夫 園田 茂人 茅原 郁生 明日香 壽川 柴田 明夫

/ 講談社 / 2011年10月26日 発売



★4月14日読了『10年後の中国 65のリスクと可能性』 評価B+
現代中国のあらゆる面からかなり正確な分析と見解がコンパクトにまとめられている。
現地にいた私の感想、情報とほぼ同一の内容で、今の中国を知りたい人にとっては良い本だと思う。お勧めです!


2012年04月14日 | コメント(0) | 中国現代 | 読み終わった (2012年04月14日) |

傷痕

桜庭 一樹

/ 講談社 / 2012年01月12日 発売



★2012年4月11日読了 「傷痕」桜庭一樹著 評価B+
多くの人が、米国のポップスターMJと重ね合わせて読んでいるようですが、私は 純粋に架空の物語として読みました。変に重ね合わせて読むよりは、独立した創作として読むことをお勧めしたいと感じました。
3.11で人生を考え直すことを余儀なくされた我々にとって、今この物語を読むことで、感じるものがあるように思われました。
高度成長期の日本とともに時流に乗り、キングオブポップとしての地位を確立し、 日本の没落とともに去って行った永遠に子供の感性を持った大人であった主人公。
その周りのファミリーと彼のファンの人生を重ね、日本の時代の空気を巧みに表現した作品といえるでしょう。流れとしては、紅朽葉家の伝説や製鉄天使に近いと感じました。


2012年04月11日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年04月11日) |

PK

伊坂 幸太郎

/ 講談社 / 2012年03月08日 発売



2012年3月24日読了 評価B
伊坂幸太郎の新刊と聞いて、パブロフの犬のように購入のスイッチを押して買ってしまいましたが、出来は中の上?かな。。。
短編3作で成っていて、
1.PK         評価B+
2.超人       評価B+
3.密使       評価B
PKとはサッカーのペナルティーキックの略。
私としてはPKが一番面白く感じ、密使はオーデュボンの祈りと同じで雰囲気は分かるものの作品としてはあまり面白みを感じなかった。
私にとっては、悪い出来の時の伊坂かしら。ゴールデンスランバーが良すぎました。
文庫で400円、7割引ならオーケーって感じでしょうか?!


2012年03月24日 | コメント(0) | 日本現代小説 | 読み終わった (2012年03月24日) |


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