新潮 2017年 02 月号 [雑誌]

  • 新潮社 (2017年1月7日発売)
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本棚登録 : 19
感想 : 3
4

舞城王太郎さんの「秘密は花になる。」。
読みやすいが、やはり舞城さんは苦手だ。
高井有一さんの遺稿(未完)「帰還」。
おもしろいのに未完なのは残念。
大城立裕さんの「辺野古遠望」。
静かで冷静な文章に好感をいだく。
岸政彦さんの「背中の月」。
岸さんの作品はいつもどおり cool だ。
安田登さんといとうせいこうさんの対談「漱石と能楽~謡えばわかる!」。
知らないことを知る。ちょっとうれしい。
福田和也さんの「絵画と言葉」。
重いけどすてきな話だ。
やなぎみわさんの「当てどなき熱移動 - 中上健次が誘うトラフィックとトランスファー」。
舞台演劇の沼の話。
四方田犬彦さんの「舞台は全世界 渡邊守章演出『繻子の靴』をめぐって」。
これも知らないことを知る。
江南亜美子さんの「語り得ること/得ないことへの疑義 高村薫『土の記』論」。
江南さんがそこまでおっしゃるのなら、「土の記」読みたいな。
安部ねりさんの「茗荷谷の安部公房」。
安部公房さんのミニ情報。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑誌
感想投稿日 : 2017年9月13日
読了日 : 2017年9月13日
本棚登録日 : 2017年9月13日

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