なんと言っても、読み終わってからの余韻が凄い!描かれる4人の子供たちの語り口、片田舎の風景、裏山の秘密基地、空も空気も風景もどっぷりと瞼に焼き付いて離れません。
読みやすいだけでなく、短いセンテンスが一つ一つ深くて、魔法のような抑揚に引きずり込まれる不思議な文体。
山田詠美作品は初めて読みましたが、流石です!
当たり前の欲望に忠実に生きる普通の女の子が語られることも、生と死の描かれ方が(構成)が斬新なので、余計に書き綴られていない(その後の...)物語への想像力を掻き立てます!
僕もきっとこの傑作を何度も読むことになる気がします...
レビュー登録日 : 2011年12月06日
コメント
まだコメントはありません。