パーティの夜に起きた密室殺人に、ピーター卿(とバンター)、ポワロ、ブラウン神父を模した探偵たちがそれぞれ「彼ら」らしい捜査をはじめます。
語り手はパーティーの客・タウンゼント青年。それぞれの名探偵についていって、凡人の反応をするいわゆる「ワトスン役」の役割を意図的に演じている節があって笑えました。
結末の展開は途中で想像できてしまうけれど、各探偵のパロディが期待通りに進む楽しさがあるので良いと思う。
あとがきによればビーフ巡査部長とタウンゼントのコンビのシリーズ1作目なんだとか。なるほど!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ・警察小説
- 感想投稿日 : 2013年1月22日
- 読了日 : 2013年1月22日
- 本棚登録日 : 2013年1月22日
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