神様もう一度だけ愛してると言わせて (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 124
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048659482

作品紹介・あらすじ

死してなお、君を想う――。最高に切ない
泣ける純愛ファンタジー・ストーリー。

三年にわたる幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。だが入籍当日、宗一は不幸な事故により急逝し、瞳を見守るだけの幽霊のような存在となってしまう。
瞳が再び幸せ掴むことをひたすら願う宗一だが、瞳は亡き宗一を変わらずに想い続ける。
「生前にプレゼントしたものにだけ触れることができる」という事実に気づいた宗一は、それを使って自分の願いを伝えるべく苦心する。交錯する二人の想いの行方は果たして――?

感想・レビュー・書評

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  • まず、話を読んで連想するのは恋愛映画の名作(と自分は思っている)「ゴースト ニューヨークの幻」。シチュエーションは似ているけど、死んだ主人公の恋人にずっと寄り添っていく感じなので話の展開に派手な部分はあまり無い。最後、主人公の弟と恋仲になっていく展開はあまりにも安直な気もするが、生き残った弟にパソコンを使って恋人のことを頼むシーンと、コップに声を反響させる方法を使い、恋人と話をするシーンはやっぱり読んでいてグッとくる。こういうシチュエーションの好きな人ならお勧めかと。感想はこんなところです。

  • タイトルから察する通りのラブストーリー。
    正直よくありそうな感じの作品。

    純愛で切なく、読んでて時々鼻の奥がつんとなる。
    透明感ある世界観です。

    最後はちゃんと2人とも報われてほっとしました。

  • 切なさ満点。ホロリと。

  • 大切な人を失った瞳。どれだけ辛いのか想像できないほどだけど、大切な人を残して死んでしまった宗一も辛いだろう。近くで見ていても、何もできないのが特に。2人が「話している」ところは少なかったけれど、お互いのことを心から大切に思っているのは伝わってくる。あんな事故さえなければ。と思わずにはいられないけれど、それが無理ならせめて瞳に幸せになってもらいたい。も思った。それが宗一にとっても幸せだと思うから。

  • 一途な愛を感じる作品でした。あらすじで紹介されているように、主人公で幽霊となる宗一は「生前にプレゼントしたものだけ触れることができる」という能力をもっています。まるで『ゴースト/ニューヨークの幻』を彷彿とさせるような設定ですが、こちらでは周りの状況の変化から主人公の中でさらなる葛藤があり、見応えがあります。最後にたどり着いた結論に対しては、この本を読んでいるだけの一介の読者ですぎない私でも、「主人公らしいな」という思いが芽生えました。

  • ありそうなお話。
    読みやすかったし、嫌いなストーリーではなかったけど、もうちょっと何かが欲しかったな。


    幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。だが入籍当日、宗一は不慮の事故により急逝し、瞳を見守るだけの幽霊のような存在となってしまう。瞳が再び幸せを掴むことをひたすらに願う宗一だが、瞳は亡き宗一を変わらずに想い続ける。「生前にプレゼントしたものにだけ触れることができる」という事実に気づいた宗一は、それを使って自分の願いを瞳に伝えるべく苦心する。交錯する二人の想いの行方は果たして―?

  • こてこての恋愛ものを読みたくてブクログの献本を申し込んだところ、当選しました。
    展開が予想出来てしまい、あっと驚いて感動!ということが特になかったのが残念です。

  • 読みやすくて面白かった。 
    とても綺麗で、優しくて、柔らかくて、美しくて、清らかで、悲しくて、辛くて、切なくて、泣きたくて、微笑む物語。 

  • 【死してなお、君を想う――。最高に切ない泣ける純愛ファンタジー・ストーリー】

     幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。だが入籍当日、宗一は事故により急逝し、瞳を見守るだけの幽霊のような存在となってしまう。
     瞳が再び幸せ掴むことをひたすら願う宗一だが、瞳は亡き宗一を変わらずに想い続ける。
    「生前にプレゼントしたものにだけ触れることができる」という事実に気づいた宗一は、それを使って自分の願いを伝えるべく苦心する。交錯する二人の想いの行方は果たして――?

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著者プロフィール

第20回電撃小説大賞《銀賞》受賞者。

「2017年 『繰り返されるタイムリープの果てに、きみの瞳に映る人は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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