2013 メイドインジャパンの大逆襲 ものづくり日本の新世界戦略

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  • 光文社 (2012年12月15日発売)
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感想 : 4
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2012年3月決算で、パナソニック・ソニー・シャープ・NECは兆円を超える赤字。
富士通・日立製作所・東芝・三菱電機は黒字。
なぜこうなったのか(テレビの失敗が中心だが)本の半分くらい使って主に経営陣についての分析をし、アップルやサムソンはなぜ成功しているのか比較している。
後は日本企業はアジアに目を向け製品力に入れたら良いと力説。
優良企業として何社かあげていたが、個人的にモーターの世界的メーカーの「日本電産」については、経営トップの人となりの個性が面白い。
それと「ファナック」富士吉田にだけ工場を持つ企業だが、秘密主義でロボットで生産能力を増強し凄い利益率を出す。
内部事情は知らない事が多かった話だったので、(NECの内部紛争など)普通に面白く読めました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2013年2月4日
読了日 : 2013年2月4日
本棚登録日 : 2013年1月31日

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