戦争がテーマの本は数あれど、これほどに戦闘や被害を語らずに戦争の悲惨さを表現した本を読んだことがない。目を背けたくなるような場面はなく、淡々と語られる死へ導かれる兵士たちの様子は少し観念的で、それでも戦争のない世界を実現したいと思わせる新しい切り口。若い作者の初の著書とのことで、今後も期待。
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- 感想投稿日 : 2016年5月14日
- 本棚登録日 : 2015年12月30日
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