強烈な世界観を見せつけられた。
人間は神の地から麦を盗んだという物語である。しかしながら人類史が教えるのは麦のつぶは人が長い歴史の中で人為的な選別過程を繰り返し、長い時間と膨大な労力を重ねてようやく生み出したということである。
無粋な意見であるが、その点は否定してほしくないよね。人間はちっぽけだけど長い時間をかけて神にも匹敵することをしでかす。すごいよね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2012年9月28日
- 読了日 : 2012年6月9日
- 本棚登録日 : 2012年6月9日
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