シティ・オブ・ボーンズ (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房 (2002年12月1日発売)
3.65
  • (2)
  • (9)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 11
4

ハリウッドの丘陵地帯の奥深くで、人骨らしき遺物が発見される。
警察の鑑定の結果、その骨は十二歳くらいの少年のもので、死亡時期は二十年近く前、死因は鈍器による頭部への殴打であることがわかった。
ハリウッド署の刑事ハリー・ボッシュは、殺人事件として捜査にあたるが、手がかりは乏しく、捜査は遅々として進まないが、まもなく現場付近に住む逮捕歴のある小児性愛者の男が捜査線上に浮かび上がる。
ボッシュは取り調べにあたるが、男の前歴が外部に漏れ、容疑者としてテレビ報道されてしまう。男は無実を訴え、不当な取り調べを糾弾する遺書を残し、自殺してしまった。
有力容疑者の死亡という最悪の事態に、警察内部にはボッシュを早期に解雇せよとの不穏な空気が流れ始め、彼は窮地に立たされた。
哀しき運命に翻弄された骨のため、ボッシュは刑事生命を賭けて事件の真相に迫る。

翻訳ものを読みたくなって読んでみました。シリーズものだったらしいけど、1作でもおもしろかったー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年7月2日
読了日 : 2015年8月19日
本棚登録日 : 2015年9月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする