enaka0822の本棚»
私の世界を広げてくれた、素敵な本との出会いの記録。
レビュー by enaka0822さん
8月中旬からずっと読み続けていました。
時々、立ち止まりながらじっくり読んで、
さっきようやく最終巻の最後のページを閉じたところ。
考えたことはたくさんあって、その全てをうまく言葉にはできそうにない。
だから、自分がこれからどうしていきたいか、ということだけ記しておきたい。
常に想像力を働かせること。
今あるものを当たり前のように受け入れるのではなく、
色んな角度からしっかりと物事を見据えられる人になること。
これは、孝二やまちえの生き方から教わったこと。
そして、どんな境遇にあっても、自分なりに価値観を磨いていくこと。
そのためには観察眼を鋭くし、どんな人の言葉にもしっかりと耳を傾けること。
これは、文盲でありながら孫達にも劣らない価値観を体得した、ぬいから学んだこと。
高校の頃日本史の授業が大好きで、登場する歴史上の事件も
もちろん聞き覚えがあったけれど、見方によってはこんなに変わるのだと改めて自分の得てきた知識の偏りを痛感した。
習ったことがまちがいだった、ということではなくて
本当に骨組みの部分だけだったんだ、ということ。
ここに肉付けをしていくのは、自分自身の意志なんだと強く思いました。
その意志がなければ、思考は固く狭くなってしまう。
そんな危機感を抱きました。
この夏に、この本を読んだことは自分にとって
意味のあることだったと思う。
レビュー登録日 : 2011年05月19日
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