とらねこビスケット

  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097273134

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  • 猫なのにネズミが好き。猫はネズミが嫌いという常識が、ビスケットを苦しめる。優しいという強みは、生きづらいのかなあと思っていると、ちゃんと優しい終わりがあって、ほっとする。すべての強みが、強みなんかなくても存在することが、素晴らしいって思える。生きているだけで、素晴らしい。

  • 図書館

  • 図書館で借りました。

     絵本。動物擬人化。
     なぜ、この世界でネズミだけ嫌われてるんだろう?
     レストランにアヒルがいる方がよほど不衛生なのに??
     人種差別的。

     内容
     虎猫のビスケットは仕事探すが、ネズミに木ぎれを渡すと倉庫を首になり、ネズミに桟橋で釣りをさせると、やはり首にされ、レストランでネズミのカップルを席に通すと、またまた問題になる。
     ネズミが嫌いな動物が多いからだ。
     ビスケットは思う。「ネズミを追い払うために猫のボクを雇ったんだ。でもそんなことはしたくない。ネズミはボクのことを追い払わないから」
     そしてビスケットは今までのネズミたちの協力で、ネズミのチーズ屋さんに落ち着く。

     ビスケットの台詞って、ベトナム戦争に行かないと言った米国の有名ボクサーの台詞に似てる。
    「俺はベトコンに怨みなんかねーぜ。なのになんで殺しにいかなきゃなんないんだよ」
     みんながそう言っていれば、戦争はなかったのにねえ。
     なんかとても意味深。
     ここのネズミってなんだか、ユダヤ人のイメージがする。

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