一気に読んだ。
映画を先にみていて、ストーリーを知っていたので、すらすら読める。
映画とは違った部分も多々。
私は小説の方が好きですね。
これ、手元において置きたいくらい、気に入った!(今回は図書館の本で読んだので)
映画でもあったが、私はこの言葉が好きだ。
「価値観の違う奴とは、つらいと思えるうちに離れといた方がええねん。無理に合わせて一緒におったら、自分もそっち側の価値観に慣れてまうから」。
以前、人付き合いをする中で、私が真っ先に考えていたのは「これを言ったら、やったら嫌われるかも」ということ。
そのために、かなり無理した時期もあったが、あの頃、無理しているという感覚すらなくなっていた。
根底ではおかしい。と思いながらも、嫌われるのが、ハブられるのが想像できたから怖かった。
だから、康江さんの気持ち、すごいわかる。
今は離れて、自分の価値観、取り戻したけど。
翔子さん、時江さん、ミサさん、えっちゃん、美帆ちゃん。
この作品の女性は、自分をもってる。
迷いながらも苦しみながらも、しっかりと自分で立っている。
そんな彼女たちに、あってみたいなー。
最後に、「生」の理由を知って、ああ、そうか。って、この作品自体に合点がいった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年11月2日
- 読了日 : 2012年11月2日
- 本棚登録日 : 2012年11月2日
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