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幻惑の死と使途 (講談社文庫)についてのetchuyoshiさんのレビュー


レビュー by etchuyoshiさん

 未設定  読み終わった  読了日 : 2012年01月10日  4  登録日: 2012年01月10日

森博嗣S&Mシリーズの第6作
S&Mシリーズは犀川と萌絵の理系コンビが主人公だ。二人の会話はテンポが早いし、哲学的で難しい。ただ、それがとても心地よい。淡々とした会話からなぜか温かみを感じられる。そんな不思議と引き込まれるような作品が森博嗣の特徴だとおもう。この幻惑の死と使途はそんな特徴が強くでた作品だ。また、毎回毎回トリックの見せ方がすごく上手い。今作ではミスディレクションという言葉で使われていたが、このミスディレクションがずいしょにちりばめられていて、最後のすっきり感がほかのミステリーをはるかにしのいでいる。第一作のすべてがFになるの衝撃がすごくてついに第6作まできたが、どの作品もとても面白い。また、なかなか進展しない犀川と萌絵の恋愛もちょっと注目。 レビュー登録日 : 2012年01月10日


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