わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き (朝日新書 205)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2009年11月13日発売)
3.00
  • (2)
  • (5)
  • (16)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 135
感想 : 16
2

坂本龍馬の妻、おりょうが龍馬の死後に語った話を現代風にまとめ直したもの。
龍馬に比べるとどうしても印象が薄いおりょうだが、きっと龍馬に劣らず信念を持った強い女性だったんだろうな~と感じた。その分諍いも多かったのかもしれないけれど、ある種の「気」を持っていたのは確かなんだろう。男装して遊女をからかったとか、妹をさらわれて男を殴り飛ばしたとか面白すぎる・・・。龍馬との思い出や覚えている出来事をおりょうの目線から見たものは面白かったし、どんな風に感じながら激動の時代を生きたのか知ることができて良かったですが、筆者の感想が混じった解説は余計なところもあり(特におさなの話のくだりとか)微妙でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史・経済
感想投稿日 : 2010年10月30日
読了日 : 2010年10月30日
本棚登録日 : 2010年10月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする