9.11で父親を喪った少年のお話。映画の中で少年オスカーは、アスペルガー症候群「不確実」という設定だけれど、人とのコミュニケーションが苦手で、数字に対するこだわり方や、天才気質な集中力は、アスペルガー症候群ぽい場面満載で、とてもいい味が出ていたと思う。
口にしにくいような事実、心の奥底に蓋をした、誰にも言えない心の傷を打ち明ける場面では、思わずぐっときてしまった。
人との関わり合いを通じて、傷ついた自分の心の解放が少しずつできるようになり、理不尽で不条理な現実を受け容れることができるようになる。
人を傷つけるのも人で、人を救えるのも人。人のチカラは偉大。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2016年10月6日
- 読了日 : 2016年10月6日
- 本棚登録日 : 2016年10月6日
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