愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社 (2006年5月20日発売)
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本棚登録 : 56
感想 : 12
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7年振り2度目の読了。
なんだかいろいろ胃もたれ気味。

腐れ縁の悪ガキ3人組(+元いじめられっ子)が、互いに殴り合ったり罵倒し合ったりしながらロクでもないドタバタに足を突っ込んだり突っ込まなかったり。
バカヤローいい加減大人になれよ、とか口では言ってるけど、なんだよ結局変わらねーよな俺らハハハ、みたいな?
そういう幼さを「青春」と呼んでいるような、ある意味甘酸っぱい爽やかクライムノベル。

年取るとカルビとかがキツくなるが如く、この作品の「スピード感」?に完全に悪酔い。20代の頃はそれなりにスカッとしながら読めたはずなのに……。

読む側がエネルギーを持て余してるくらいじゃないと、ついて行けないかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2014年8月30日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年8月30日

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