「ぐりとぐら」シリーズ3作目。
野山が舞台である事が多い中で、「海」と「夜」がとても新鮮。
波打ち際で遊ぶぐりとぐらの元に、葡萄酒の瓶が流れ着く。
中に入っていたのは「うみぼうず」からの手紙と浮袋が2つ。
2匹は「うみぼうず」のお願いを聞く代わりに、泳ぎを教えてもらうことに。
私も筋金入りのカナヅチなので、海の中を自由自在に泳げたらさぞかし楽しいだろうなあって、昔から思っていました。
理想はまさに「うみぼうず」の泳ぎ。くらげみたいに漂ったり、バタフライで力強く水をかいたり、イルカジャンプなんてキメようものなら本当に気持ちよさそう(後で「うみぼうず」のモデルは中川先生が通われていたスイミングスクールの先生だと知って、ちょっと笑ってしまった)。
本当に、夏!という感じの一冊。毎年読みたいです。
読書状況:読み終わった
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├ 山脇百合子
- 感想投稿日 : 2017年7月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年7月21日
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